※復刻版の記事です
Sauber Mercedes C9 Le Mans 1989
HASEGAWA 1/24
2007/07/19
諸事情で制作が1年以上もかかってしまった作品。特にこだわっての制作ではなく、長期出張や仕事の激忙などで制作から遠ざかってしまった故です。一旦制作から離れるとペースを取り戻すのが大変でした。少しずつでもいいので、制作は休まない方がいいですね。 キットはハセガワ製で同車種がタミヤからも出ています(出ていました)が、タミヤは89年型のルマン、一方ハセガワは88年型をモデル化しているようです。今回はハセガワ製キットをベースに89年型ルマンの#61号車を作ってみようってことで、ボンネットカウルとリアスポの形状をイジっています。 他に今回キット以外で使ったパーツとして、 ・タミヤC9のディスクローターパーツ ・タミヤC9のデカール(カルトグラフ版) ・アクステオンのエッチングパーツ があります。 当初はパーツ点数も少ないし塗り分けも少なそうで、簡単そうだったので在庫消化の制作にはもってこい、と思ってたのですが甘かった。 (詳細は<制作過程>へ) この頃(90年代初め頃)のハセガワのCカーのキットは非常にがさつです。海外のガレージキット並みのモールドの大胆さで食玩並と言っても差し支えないくらい大雑把です。ということで、ドエライ苦労を強いられたのでした。 普通に89のルマン仕様のC9を制作したいのであれば、タミヤをお勧めします(汗)。 |
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キットは、プロポーション関係は特にイジってません、ほぼキット通りです。プロポーションはとってもGOODです。C9特有の「シンプルだけど無骨」というのがよく表現されていて、やや線が細く緻密なタミヤ製とは雰囲気が随分違います(僕はハセガワC9の方が好きです)。 シルバーはグンゼのスーパーシルバーとシルバーを1:1で混ぜたものです。シルバーはクリアがけすると適度にトーンが落ち着くのでやや明るい目の調色がいいようです。クリアは精密屋のウレタンクリアです。 |
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ルマン仕様とは微妙に形の違うリアスポのステー(言わなきゃわからんか) ハセガワのキットはエンジンレスなので、真後ろから見るとスッカスカで寂しいっす。
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プロポーションはホントにいいです。 この物々しさがたまりませんよね。 |
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ノーズインテークはルマン仕様では両端にホールが並ぶ構成なんですが、気づかずにキット通りに作っちゃいました。そのせいで仕様不明な完成品になっちゃったっすよ。次回からはもう少し注意しなければ。 この部分、両端のスポイラーの支えはアクステオンのエッチングのステーを虫ピンで留め、虫ピンのロッドを通してます。中央はエッチングのランナーを切って作成したすてーです。 |
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フロントフェンダーのルーバーは抜けていませんでしたので、抜きました。難しそうですが実はエッチングソーで簡単に抜けます。 ドアガラスの合わせは良いのですが、フロントガラスは合いが悪くて下側が浮いちゃうし、ヘッドライトカバーも合わせ最悪でした。 ある意味『難キット』でした、色々と勉強になった制作でした! |
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