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2019/03/21
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リチウムイオンバッテリの寿命にご注意

引き出しの中で凄い破裂音がしました。
原因はこれ、MTBやバイクで外出する際のスマホの補助電源等に使うリチウムイオンバッテリの膨張による外装破裂。


たまにしか使わず。普段は充電接続も何もせずに引き出しに入れっぱなしでした。使わずに放置していれば安全、ということではなさそうです。放置中も劣化は進むわけですな(当方は知りませんでした)。

元は5mmくらいの厚さだったのですが...

突然、膨張して破裂するわけじゃなく、徐々に膨張するようですので、一端膨張が始まるとその後は早いので、膨張を始めたらすぐに対応(処分)するようにしましょう。

ちなみに、劣化したリチウムイオンバッテリやボタン電池はゴミに出せませんので、特定の処分先に回収に出します。身近ではJBRCという回収機構がありますので、そこに加盟しているお店等を探して持って行けばOKです。大型の電気店やスーパーやコンビニは大抵加盟しています。

ちなみに、回収対応店に持って行っても末端のバイトまで周知していないお店もありますので、注意してください。
以前、近所のスーパーが加盟していたので、持って行ってレジの婆に

Me:「これ、回収お願いします」
レジ婆:「これは?」(はぁ?という顔)
Me:「このスーパー、リチウムバッテリの回収店になってるんですけど?」
レジ婆:「はぁ...」
Me:「とりあえず、店長呼んでください」

んで、店長が来て対応完了、ってなことがありました。
2018/09/13

Mac OSX デフォルトアプリケーションが勝手に変わる対策

前記事に引き続き、Macで起きる困った現象の対応の備忘録的記事です。

今回はOSXにてファイルのダブルクリックで起動するデフォルトのアプリケーションが勝手に変わってしまう現象についての対応です。前回の記事に引き続き、AppleScriptアプリでクリック一発で対応する方法です。

当方のOSX環境では、下記の拡張子のファイルをダブルクリックすると...
  • .pdf→プレビュー
  • .mp4→QuickTime Player7
  • .php→XCode
  • .html→FireFox
が起動するのが正常なのですが、これが不定期かつたまに
  • .pdf→Adobe Acrobat Pro
  • .mp4→QuickTime Player
  • .php→いろんなテキストエディタ
  • .html→Adobe Dreamweaver
などに変わったりします。
前回記事で書きましたが、原因は不明です。

現象や対応を検索すると結構多くの人がこの現象に悩まされているようで、一般的な対応として、
  1. Finderで該当ファイルの「情報を見る」ウインドウを開く
  2. 「このアプリケーションで開く(常にこのアプリケーションで開く:ON)」
  3. 「同じ種類の書類はすべてこのアプリケーションで開く」をチェック
という操作ですが、ファイルの修正日も変わってしまうし、こんな操作いちいち面倒臭いです。

ファイルをダブルクリックして起動するデフォルトアプリケーションの情報は
~/Library/Preferences/com.apple.LaunchServices.plist
などにあるのですが、こいつをTerminalからメンテすればよいということで、そういうコマンドを探してみたらありました。
 $ duti
ただし、brewでインストールしなければ使えません。

ここからはTerminalとbrewコマンドを使います、brewコマンドについては詳しく書かれたブログが多数ありますので、そちらをご覧ください、当サイトでは割愛します。

インストール手順は以下となります
  1. Terminalからbrewコマンドでdutiをインストールします
    $ brew install duti
  2. 特に問題も起こらなければ/usr/local/binにインストールされます。whichコマンドでインストール先のパスが分かります。後述のAppleScriptにコマンドのフルパスを記述する必要がありますので、必ずwhichコマンドで確認してください。
    $ which duti
    /usr/local/bin/duti
このdutiコマンドの使い方ですが、以下の機能があります。
  • 拡張子の現在のデフォルトアプリケーションを表示(例:pdf)
    $ duti -x pdf
    プレビュー.app
    /Applications/Preview.app
    com.apple.Preview
  • 拡張子に対してデフォルトアプリケーションを設定(例:pdfとプレビュー.app)。-xコマンドと違って拡張子にピリオドが必要です。
    $ duti -s com.apple.Preview .pdf all
dutiコマンドに設定する「com.apple.Preview」はアプリケーションパッケージ内のinfo.plistに記述されているCFBundleIdentifierの値ですが、いちいちパッケージを開いて調べるのは面倒くさいので、一旦、ファイルとデフォルトアプリが正常な状態であることを確認して「duti -x 拡張子名」で表示確認がよいと思います。

で、前回記事に引き続き、いちいちターミナル起動してコマンドを叩くのも面倒なのでAppleScriptで一発実行のアプリにします。
その方法は
  1. AppleScriptエディタを起動する
  2. 新規で新しいスクリプトウインドウを開き、以下の内容を記述します。dutiコマンドは必要に応じて記述してください、下記例はpdfをプレビューに、mp4をQuicktime Player7に設定する例です (defaultbrowserの行は前回記事のデフォルトブラウザをFireFoxにする命令です)。ダブルクォーテションとか拡張子のピリオドを忘れないようにね。
    activate
    do shell script "/usr/local/bin/defaultbrowser firefox"
    do shell script "/usr/local/bin/duti -s com.apple.Preview .pdf all"
    do shell script "/usr/local/bin/duti -s com.apple.quicktimeplayer .mp4 all"
  3. スクリプトを実行して動作確認、正常な場合はウンともスンとも言いません、問題がある場合はエラーが表示されます。
  4. スクリプトをアプリ形式で保存します。「ファイル>書き出す」を選択、ファイルフォーマットは「アプリケーション」を選択し「実行専用」をチェックします。それを好きな名前をつけて.appファイルを保存すれば「一発でデフォルトプリケーションとデフォルトブラウザまで設定できるアプリ」の出来上がり。
出来たアプリはダブルクリックで使えますが(実行時は何も表示されず処理は一瞬で終わります)、これをDockにでも登録しておけば、クリック一発でデフォルトアプリケーションとデフォルトブラウザが設定できる、というわけです。アプリですので、システム環境設定のログイン項目なんかに設定することも可能です。

上記手順で作成したアプリ一発起動で
  • デフォルトブラウザ
  • 任意のファイルのデフォルトアプリケーション
が設定でき、とても便利でございます。

以上であります!
2018/09/12

Mac OSX デフォルトブラウザが勝手に変わる対策

約半年前の前回記事で「ブログをボチボチ書く」宣言しつつ、仕事が超忙しかったり、別の個人的なプロジェクト(趣味)が忙しかったりで、ブログから少し離れてましたがな。

9/13追記:
このdefaultbrowser、うまく効くときと効かないときがあるようです。Terminalからだと、ほぼ問題ないんですが、AppleSriptアプリからだと何度か効かないときがありました。ちょっと調査継続します。

記事書きのリハビリ&備忘録みたいな感じで、うちのMacで起こる困った現象の対応について書くっす。

ワタクシ、FireFoxユーザーなのですが、週に1〜2度、勝手にOSXのデフォルトのブラウザがSafariになってしまうんです。仕事の関係で、SafariもChromeもたまに使ったりするのですが、それらを使ったからといって環境設定でいじらない限りは直ちにデフォルトのブラウザが変わるわけではないです。ウイルスチェックやマルウェアチェックを行ったり、怪しそうなアプリを起動したりとか、色々と原因を調べてみましたが、結局、どこのどいつ(アプリや常駐プログラム)が書き換えているのか、決定的な原因は不明なままです。

そんなわけで、デフォルトのブラウザが勝手にSafariにされても簡単に戻す方法を作りました。

結論から言うと「defaultbrowser」というプログラムをインストールして、ターミナルからコマンドを叩きます。で、いつもターミナル起動してコマンドを叩くのも面倒なので、AppleScriptでアプリ化してクリック一発でデフォルトのブラウザが設定されるようにしました。

まず、defaultbrowserのインストール手順です:
  1. 以下のGitからdefaultbrowser一式(defaultbrowser-master.zip)をダウンロード
    https://github.com/kerma/defaultbrowser
  2. defaultbrowser-master.zipを解凍します。
  3. Terminalを起動します
  4. Terminalで以下のコマンドを入力して解凍したディレクトリをカレントディレクトリにします。
    $ cd /解凍先のディレクトリのパス/defaultbrowser-master
  5. makeコマンドを入力
    $ make
  6. 続けてmake installコマンドを入力
    $ make install
  7. 特に問題も起こらなければ/usr/local/binにインストールされます。whichコマンドでインストール先のパスが分かります。後述のAppleScriptにコマンドのフルパスを記述する必要がありますので、必ずwhichコマンドで確認してください。
    $ which defaultbrowser
    /usr/local/bin/defaultbrowser
以上でインストールは完了です。

まず、defaulwbrowserの基本的な使い方です。
 $ defaultbrowser
とだけ入力すると、設定可能なブラウザの一覧が表示されます。

特定のブラウザをデフォルトのブラウザに指定する場合はコマンドに続けてブラウザ名を記述して入力です。ブラウザ名は上記のコマンドで表示された一覧中のものを指定します。例えばFireFoxにしたい場合は
 $ defaultbrowser firefox
と入力するだけでOK、実に簡単です。

しかし、いちいちターミナル起動してコマンドを叩くのも面倒なのでAppleScriptで一発実行のアプリにします。
その方法は
  1. AppleScriptエディタを起動する
  2. 新規で新しいスクリプトウインドウを開き、以下の2行を記述します(FireFoxにしたい例)。ダブルクォーテションとか忘れないようにね。。
    activate
    do shell script "/usr/local/bin/defaultbrowser firefox"
  3. スクリプトを実行して動作確認、正常な場合はウンともスンとも言いません、問題がある場合はエラーが表示されます。
  4. スクリプトをアプリ形式で保存します。「ファイル>書き出す」を選択、ファイルフォーマットは「アプリケーション」を選択し「実行専用」をチェックします。それを好きな名前をつけて.appファイルを保存すれば「一発でデフォルトブラウザが設定できるアプリ」の出来上がり。
出来たアプリはダブルクリックで使えますが(実行時は何も表示されず処理は一瞬で終わります)、これをDockにでも登録しておけば、クリック一発でデフォルトブラウザが設定できる、というわけです。

デフォルトブラウザ一発設定に加え、拡張子毎のデフォルトアプリケーションに対応する記事も作成しましたので、よろしけばご覧ください。

以上であります!