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2019/02/25

雪、降りません積もりません

毎年、冬はMTBの雪道ライドを楽しみにしているのですが... 今年は雪が積もりません。 というか、雪が殆ど降りません。 がっかりです。
2019/01/07
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MTBで雪の林道ポタリング

今から1ヶ月ほどの間、雪国でないワタクシの居住地も1〜2度は積雪する季節です。雪が積もるとですね、MTBで走りたくて、もぅいてもたってもいられないわけです。

今年はまだ積もりませんが、本格的な積雪シーズンを迎えての記事であります。
※本記事は昨年の積雪時のレポです、昨年の今頃は忙しくてブログ更新も停止状態でしたので。


積雪の予報が出た日の夜は、まずはMTBの整備。といっても、タイヤをマディ向けなやつに換え、各部をグリスアップ程度ですがワクワクします。
夜、雪がしんしんと降り積もるの確認しつつ就寝。

朝は、仕事前に走るため超早起きします!

やった、積もってる!

いざ、近所の林道へ(ウチは郊外の住宅地なので、20分ほど走ったところにちょっとした林道があるのです)。

林道、一番乗り!


画像を拡大して見て欲しいです


いやもう最高っす


画像を拡大して見て欲しいです


シーンと静まり返ったバージンスノーの林道を走るのが大好きなのです。

タイヤ跡はこんな感じです。


うちの地域の山では積もって10cmほど、豪雪やアイスバーンではないので普通に走れてます。登りで空転するようなことはないです。

ウェア類は真冬の里山を走る際の装備とあまり変わりませんが、濡れることと雪中を押し歩くことが前提になりますので...
・グローブはMTB用ではなく、ホムセンで買った防水性の高い作業用ウインターグローブ。
・シューズは防水性の高い登山靴(トレッキングシューズ)です、当方は普段から山ポタリングの際は登山靴を愛用してますが、積雪時は靴内に雪が入りにくいよう脚絆をしてます。
・普段よりも転倒時のリスクが高まりますので(雪の下に何があるか分かりませんし)エルボープロテクターは必ずしています。

月並みですが、雪中ライディングで心がけていることは
・ガムシャラに漕がない、普段よりも体力を消耗しますし、歩く程度の速度で漕いで雪を堪能してます。
・先に少し書きましたが、転倒時のリスクが高いので危うそうな雪面の凸凹や路肩は避けてまう。

昨年の積雪時に撮影した動画です。


そして、雪中ツーリングで最も注意しないといけないこと、それはリチウム電池で動く機器、つまりスマホやカメラです。氷点下数度程度の低温にしばらく晒すと機能不全に陥ります(給電不全となり電池切れと同じ症状になります。暖めると復活しますが、低温下の野外で復活するまで暖めるのはなかなか難しいです)。上記の動画もiPhoneが使えなくなって長い時間撮れませんでした。動画やカメラ撮影ができないくらいは大したことないですが、緊急時の連絡にスマホが使えないという事態もありえるので要注意です。

これは、北国にお住まいの方やウインタースポーツが趣味の方には常識かと思いますが、氷点下を味わうのが年に数度の人にはこれが結構な盲点なのです(初めてこの問題に直面したときは、当方も事情を知らず、雪でスマホが壊れたかと思って焦りました)。低温と電子機器(スマホ)については当方がアレコレ書くよりも詳しく説明されているページがありますので、そちらをご覧いただいた方がよいかと。


あぁ、それとボトルの飲み物が凍り、いい感じにシャーベットみたいになります(笑)
画像は泥水じゃなく、ボトルに入れてたコーヒー牛乳が凍ったものです。

以下の動画は一昨年のもの、このときは林道一番乗りじゃなかったんですよねぇ(何本もタイヤの跡がありました)。チラっと見えるのがMTBで山に行くときに愛用してるの登山靴です。

早く雪が積もって欲しいなぁ

2018/09/26
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上五島サイクリングの記録・その2〜上五島空港

上五島サイクリン後編、前記事の続きであります(前記事はこちら

島の周回路を上五島町から上五島空港方面へ行き、山岳地帯の道を戻って来る、という予定(あくまで予定)。まずは上五島空港を目指します。

空港は、上五島本島(中通島)ではなく、頭ヶ島という小さな険しい島の頂上にあります。地図で見るとこんな感じ。


ちょびっと直線部分になってるのが島に渡る橋であります。どんな橋かというと、こんな立派な橋です(交通量皆無)。


問題がひとつあってですね、この時点でハイドレーションの水が空なんですわ。画像からは全く伝わらないですが、この日は真夏(8月初旬)の雨の後の異様な蒸し暑さの中を走ってるもんで、発汗量と喉の渇きがハンパない上、集落を抜けた後、アテにしてた自販機が全くないという状況。しかも、橋を渡った後はずっと登りなんすよね。

「ま、頂上にある空港に行けば、自販機あるでしょ」
「こういうときはキンキンに冷えたファンタ・グレープだよな」


普段、まったくファンタ・グレープは飲まないんですが、酷暑の中の喉の乾きと酒飲んだ帰りがけは、不思議とムショーにファンタ・グレープを飲みたくなるんです。

「ファンタって『ファンタスティック』の略なのかな」など、くだらないことを考えながら必死にママチャリ漕いで登ります。


超蒸し暑い夏の午後、見たこともないオッサンが普段着で苦悶の表情で汗だくになってママチャリ漕いで空港に向かってる光景。

はっきり言って通報レベルの怪しさだと思います。これがもしヘルメットとアイウェアとウェアに加え、ロードバイクやMTBだったりすると、まったく普通の光景なんですが...

やっぱウェアと機材は大事

というのを痛感、
つまり、「見た目」は大事です。

空港への山坂道自体は大したことはないんですが、なんせママチャリです。かなりキツい、喉の乾きも体力も限界近い状態、途中の広場みたいになってるところで休憩。


当時は余裕なくて風景なんか見てなかったんですが、なかなかよい風景です。

そんなこんなで頂上にある空港につきました。
これが上五島空港です!


ここで待望のファンタ・グレープを買おうと自販機を探すも、様子が変です。自販機どころじゃなく、人の気配が全くない上に空港の建物は閉まってます。

後で知ったのですが、空港は民間航路が廃止となり、機能停止状態だったのであります。空港に着くまで全く知りませんでした!1日1〜2便程度が発着する、地方のまったりとした空港を期待して行ったのに何ということでしょう。

つか、喉乾いて死にそうっす。
つか、たった1台駐車してるクルマはここで何を?

色々と調べますと、空港自体は現在も自衛隊機による急病人の移送、大学の航空関係の実験など、たまに使用されていて、建物も廃墟ではなく、きちんと管理されている状態です。島の頂上にある小さな空港、なかなかないと思います。勿体ないですねぇ。

ところで、民間航路があった頃、どんな飛行機が発着してたか調べてみました、よくあるボンバルディアではなく、オリエンタルエアブリッジという地場航空会社の10人乗りの英国ブリテン・ノーマン社の「アイランダーBN-2」という飛行機です。


航空会社は異なりますが、こちらで機内の様子が分かります
エンジンが近すぎてコワイ(音量注意)

操縦席と乗客席の関係がワンボックスカーっぽい...

当時の上五島空港の様子はこちらの記事で見ることができます。
マニアックな飛行機で乗ってみたかったけど、これで採算が取れるほどの運行は難しいでしょうねぇ。

話を戻しまして、空港を後にして、一旦、郵便局などがある集落まで戻って缶ジュースを補給。その後、島の東側まで県道を走って山道に入りましたが...


ここで本格的に雨が降り始めてしまい、山道を抜けて帰るのは断念しました。ここから来た道を雨宿りしつつも、ズブ濡れになって親戚の家まで戻ったです。ズブ濡れで走る姿もまた一段と怪しかっただろうなぁ...
結局、走ったルートは以下の地図の赤いマーカー部分となりました(青は当初予定)。


そんなこんなでワタクシの初の上五島サイクリングは、やや消化不良気味で終わりましたが、とてもキレイな道、少ない交通量、海も山もきれいで上五島は自転車やバイクでのツーリングは最高だと思います(もちろん、ホテルなどもあります)。佐世保から2時間半で行けますし、皆さん、いかがですか?
2018/09/24
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上五島サイクリングの記録・その1

4年ほど前のことになるのですが、夏に上五島に行った際に決行したサイクリングのネタをば。 嫁方の親戚が上五島町に住んでおりまして、距離的な事情&時間的な事情&交通の便などもありまして、結婚して初めていたのであります、そのときのお話です。

上五島に行くには佐世保から上五島航路のフェリーで行きます。佐世保の朝イチの便に乗ると時間にして2時間半ほど、11時前には上五島町(有川)に到着します。 地図の赤のラインが航路です。


当初、このように佐世保港までMTBを積んで、MTBと共に島に渡って島内の林道アタックでもしようと思ったのですが、あいにくの雨、しかも豪雨。やむなく、佐世保港の駐車場のクルマに置きっぱなしでフェリーに乗りました(元々、クルマをフェリーに乗せる予定はありません、4輪は乗船料金が高いし、現地で親戚のクルマもありますんで)。


荷室部分はスモークになってるので、外からは中の荷物が見えにくいのですが、島に行ってる間に車上荒らしに盗まれないよう、MTBが見えないようにシートかけてましたが、気が気がなかったっす。



島に着いたら雨は止んでたのはよかったのですが、昼飯食った後、な〜んにもすることがない!めっちゃヒマ!ふと、玄関先を見ると、ママチャリがあるじゃないですか叔父さん!
「島巡りしてくるんで、ちょっと貸しておくんなまし」と「え、これで?クルマあるよ?」と言われましたが、いやいや自転車で行きたいんですよ。

というわけで、当初目論んでたルートはこんな感じです(ブルーのライン)。


地方の空港を見るのは好きなので、上五島空港にも行ってみたい(←愚か者)。未舗装林道も沢山あるはず、探検だぜ!とか思ってました。しかーし、このときは2〜3日前から強めの雨が続いていましたんで、もし、MTB持って行ってたとしても、山の深いところには危なくて入れなかったでしょう。実際、親戚からは「土砂崩れとかあるといけないので、あまり山には入らないでね」と釘も刺されましたし。

そんなわけで出発!


はい、普通にママチャリです、いちおリアに変速機はついてますが、この先の道程&ママチャリにとっては焼け石に水みたいなもんでした。

コンビニなどは町を離れると皆無ですので、補給は自販機のみとなるっす。いちお、2L入りのハイドレーションを持って行ってたんですが、自販機の少なさに持っていってて正解でした。夏の蒸し暑さで2Lがアっちゅう間に空になったけど。

島の周回路、めっちゃ道が綺麗です、しかも交通量は激少、自転車乗りにはパラダイスです。町を出ると、ずっとこんな感じの道が続いています(写真は上五島町から県道を東側に走った途中です)。


いやぁ、こういうとこ、ロードでスカーっと走ったら気持ちいいでしょうね。当方はママチャリでしたので、まったり走っておりました。たまに通るクルマの何台かは「なぜこんなとこをママチャリで?」って怪訝な感じでゆっくり通り過ぎていったっす。

だって「ロードでスポーツしてます」って感じじゃなく、ラフな普段着のオッサンが独りでこんなとこママチャリで汗だくで走ってるんすよ、怪しさ満点っす。
ちなみに、けっこうアップダウンあります、ママチャリじゃキツい。

海沿いになるとこんな風景になります。


小さな島だらけです。
当然、海は凄くキレイです。


今回はこの辺で、次回は上対馬空港チャレンジ&復路の出来事です。

ちなみに、MTBで上五島空港に行き、その後で林道散策が当初の予定でしたので上五島町の東側を走っていますが、上五島の醍醐味は上五島町の西側〜島の中央〜島の北端に張り巡らされた道です。
自転車でもオートバイでも楽しめる交通量が少ない素晴らしい道が続いています。途中、キリシタン関係の史跡などもあります。お時間あるときに、ストリートビューでも見てくださいデス。



続きの記事はこちらです