2019/01/07
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MTBで雪の林道ポタリング

今から1ヶ月ほどの間、雪国でないワタクシの居住地も1〜2度は積雪する季節です。雪が積もるとですね、MTBで走りたくて、もぅいてもたってもいられないわけです。

今年はまだ積もりませんが、本格的な積雪シーズンを迎えての記事であります。
※本記事は昨年の積雪時のレポです、昨年の今頃は忙しくてブログ更新も停止状態でしたので。


積雪の予報が出た日の夜は、まずはMTBの整備。といっても、タイヤをマディ向けなやつに換え、各部をグリスアップ程度ですがワクワクします。
夜、雪がしんしんと降り積もるの確認しつつ就寝。

朝は、仕事前に走るため超早起きします!

やった、積もってる!

いざ、近所の林道へ(ウチは郊外の住宅地なので、20分ほど走ったところにちょっとした林道があるのです)。

林道、一番乗り!


画像を拡大して見て欲しいです


いやもう最高っす


画像を拡大して見て欲しいです


シーンと静まり返ったバージンスノーの林道を走るのが大好きなのです。

タイヤ跡はこんな感じです。


うちの地域の山では積もって10cmほど、豪雪やアイスバーンではないので普通に走れてます。登りで空転するようなことはないです。

ウェア類は真冬の里山を走る際の装備とあまり変わりませんが、濡れることと雪中を押し歩くことが前提になりますので...
・グローブはMTB用ではなく、ホムセンで買った防水性の高い作業用ウインターグローブ。
・シューズは防水性の高い登山靴(トレッキングシューズ)です、当方は普段から山ポタリングの際は登山靴を愛用してますが、積雪時は靴内に雪が入りにくいよう脚絆をしてます。
・普段よりも転倒時のリスクが高まりますので(雪の下に何があるか分かりませんし)エルボープロテクターは必ずしています。

月並みですが、雪中ライディングで心がけていることは
・ガムシャラに漕がない、普段よりも体力を消耗しますし、歩く程度の速度で漕いで雪を堪能してます。
・先に少し書きましたが、転倒時のリスクが高いので危うそうな雪面の凸凹や路肩は避けてまう。

昨年の積雪時に撮影した動画です。


そして、雪中ツーリングで最も注意しないといけないこと、それはリチウム電池で動く機器、つまりスマホやカメラです。氷点下数度程度の低温にしばらく晒すと機能不全に陥ります(給電不全となり電池切れと同じ症状になります。暖めると復活しますが、低温下の野外で復活するまで暖めるのはなかなか難しいです)。上記の動画もiPhoneが使えなくなって長い時間撮れませんでした。動画やカメラ撮影ができないくらいは大したことないですが、緊急時の連絡にスマホが使えないという事態もありえるので要注意です。

これは、北国にお住まいの方やウインタースポーツが趣味の方には常識かと思いますが、氷点下を味わうのが年に数度の人にはこれが結構な盲点なのです(初めてこの問題に直面したときは、当方も事情を知らず、雪でスマホが壊れたかと思って焦りました)。低温と電子機器(スマホ)については当方がアレコレ書くよりも詳しく説明されているページがありますので、そちらをご覧いただいた方がよいかと。


あぁ、それとボトルの飲み物が凍り、いい感じにシャーベットみたいになります(笑)
画像は泥水じゃなく、ボトルに入れてたコーヒー牛乳が凍ったものです。

以下の動画は一昨年のもの、このときは林道一番乗りじゃなかったんですよねぇ(何本もタイヤの跡がありました)。チラっと見えるのがMTBで山に行くときに愛用してるの登山靴です。

早く雪が積もって欲しいなぁ