ゴリラ号オフ車化に際して、使用するフロントフォークは、ホンダの31mm径フォークを採用は最初から決めていました。理由はいくつかありまして...
・オフセットの大きなTL125(イーハトーブ)のステムを使いたかった。
・流用フォークの選択肢が多い
・流通量が多く安い
・構造が単純でOHやメンテも容易
あたりですね。
フォーク装着のために集めたステムは以下の通り
左上の黒いヤツ = CB125Tのステム
右上の粉吹いたヤツ = イーハトーブのステム
真ん中の下 = ゴリラについてたNSR50のステム
CB125Tやイーハトーブのステムは、ニーズが皆無なので安いです、数百円とか1000円とか...
それにしてもイーハトーブのステムのオフセット量は凄いです。トップブリッジだけ持つとまるでブーメランです(笑)
フレーム/フォーク剛性や車体ディメンジョンの設計思想の移り変わりなど、色々と理由はありますが、今の時代、ここまでのオフセットのステムの設計はありません。
サードパーティ製の31mmフォーク用ステムもあるのですが、オフセットが小さいので対象外です。
ちなみに、オフセットに拘る理由は、ダルなハンドリングを目指したい等も若干ありますが、最大の理由は17インチホイールをなるべくエンジンから遠ざけるため、です。そうしないとフルボトム時にタイヤとエンジンヘッドが干渉しますんで。
ホンダの31mm径フォークの採用に際して、色々と情報を集めました。その中で今回の流用で最も重要な長さについて、概ね以下のような感じになります。XR100モタードはXR50モタードと寸法は同じです。
・NS-1:680mm(700mmという情報もアリ)
・APE:695mm
・マグナ50:710mm
・JAZZ:たぶんマグナ50と同じくらいの長さ
・XR50モタード:730mm
・CBX125F:762mm
・CBX125カスタム:795mm
・CD125T:723mm
・TL125(イーハトーブ):未調査
選択条件は
・APE、CD125、JAZZ、TL125のフォークはディスクブレーキが使えないのでNG
・CBX125F、CBX125カスタムのフォークは良好なものを入手するのが困難
・短いと取り返しがつかないので、なるべく長いものが良い
ということで、マグナ50かXR50モタードのフォークをオクで捜索、 8千円ほどでXR50モタードのフォークをゲットしました(フォークについての詳細は後日)。通常は程度お良いものは1万以上で流通してるのですが、
安かった理由は
オイル漏れしてたから(笑)
どうせOHしてシール類は交換しますんで、オイル漏れは不問。インナーチューブに傷や曲がりや錆がなければ正義!なのです。
次回はこのフォークを装着するためのステムの製作です。
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