2017/08/26
320 240

白いMTBの組み立て〜その2

まず、ヘッドパーツを圧入するにはそれ専用の圧入工具が必要なのですが、買うと意外と高いですし、それほど頻繁に使う工具ではないので自作することしました。旋盤でアルミA2017Sの丸棒を削って圧入工具作ります。

こういう感じのヘッドパーツに丁度嵌るようなサイズ&形状のものを作成します。

卓上旋盤があると、こういうアルミ削り出しものが必要なときにササッと作れたりします。
奥にあるシャフトはホームセンターで買って来たM10の寸切り(全ネジシャフト)とナット&ワッシャーです。M6やM8では細いです、M10以上が必須の太さです。

んで、フレームのヘッド側。
非常に素性の良いフレームで既にフェーシング処理(面出し)されてます。 内側にグリスを塗り塗りします。

ヘッドは色と造形を優先してRACING SPEED製(by台湾)です。
下記の画像のようにヘッドパーツをフレームのヘッドチューブに合わせ、圧入工具をセットします。ヘッドパーツは上下同時に圧入せず、上か下かどちらか一方ずつ圧入が失敗(圧入中に傾く等)が少なくてよいです。
ヘッドパーツ自体に前後の向きはありませんが、ヘッドパーツのログの位置はフレームサイドもしくはフレーム前方を向くよう、向きには注意が必要です。
圧入工具の両端のナットを締めていくとギリギリギリっと少しずつ入っていきます。傾いて入りそうな状態になったら、圧入工具を一旦外して、ヘッドパーツに木の板などを当ててハンマーで軽く修正して圧入再開です。

以下、上下共に圧入が済んだ状態です。

白フレームにレッドアルマイトのヘッドパーツが映えてかっこ良いです。

次はフロントフォークにベースプレートの圧入っす
スポンサーリンク