2017/08/28
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白いMTBの組み立て〜その6

前回、クランクが付きましたので、今回はディレイラ&チェーン&シフターです。

リアディレイラは、シマノXT RD-M770は新品で5000円くらい、ローノーマルです。
素のままですと少し寂しいので、ピボットボルトをTONTO CYCLESで買ったものに交換、プーリー(別名ジョッキーホイール)はKCMC製のベアリング入りのものにして色気出してます。
RD-M770はローノーマルです。
つまり、どういうことかというと、ワイヤーを貼らない状態だとローの位置になる型式。普通のディレイラはワイヤーを貼らない状態だとトップになるトップノーマル、逆であります。
ローノーマルの利点は、登りなどでギアを軽くするときに操作が軽くて済むこと、デュアコン(デュアルコントロールレバー)に適してること。難点はディレイラポジションをハイギアの位置にするとワイヤーのテンションがかかった状態なのでホイールの脱着が少し面倒くさいこと。

ローノーマルはチェーンもシフトワイヤーも貼らないとバネの張力でこんな風に(正常) 

チェーンはKMCの9速用のX9です。
特に軽量タイプでもない、ごくごく標準的な9速用のチェーンです。

チェーン貼ってみました。
ブラック&ゴールドは昔から大好きなコンビネーションです、こう、なんというかJPSっぽいというか何と言うか。

次は変速関係。
シフターはシマノのLX ST-M580シフター&ブレーキ一体のデュアルコントロールレバー、デュアコンとかラピッドライズとか呼ばれるもので、ブレーキレバーの上下で変速します。ローノーマルのディレイラとのコンビで使うのが鉄則です(普通のディレイラだと使いにくくなるらしい)。 
ちと慣れが必要ですが、巷の噂では、これに慣れると手放せなくなる操縦性らしいッス。
特に登りのツラい場面でロー側に落とすときは、ローノーマルのディレイラとのコンビで親指プッシュで瞬時にシフトダウンするというシロモノっす。

ハンドルはebayで買ったなんだかよく分からないSELCOF製なるもの、クランプは31.8mm径。安いけど、まぁまぁの品物です。

ワイヤーアウターももちろんホワイトです。

組み付けてみた、VELO製ロックオングリップとグリップエンドもイイ感じ
このVELO製のロックオングリップ、留めネジを締め過ぎるとハンドルが凹むので要注意ですな。

フロントディレイラも付きました(FDの調整は面倒なので大嫌い)
ブラックのクランクにホワイトのペダルはいまひとつマッチしませんな。

リアディレイラも付いて変速もOK、スムーズっす

ワイヤーはしばらく乗って一旦伸びるのを待ってそれから所定の長さに切ります、それまではクルクル丸めとく、というのがオイラ流。 最初から短く切ると初期伸びを貼り直すときに引っぱりにくいッス。