※復刻版の記事です
MAZDA CAROL 1962
アリイ 1/32
2005/01/02〜2006/3/19
<製作過程>
<製作過程>
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今や「ビンテージ」となってしまった昭和37年の初期型のキャロルです。 360ccだけど、水冷4気筒。駆動はRRでボディは一応セダンの4ドアちゅう、何でもかんでも思いついたものを詰め込んだような車っす。実車サイズは今の軽自動車よりもずっと小さいので、現代の視点で見ると構成にかなり無理のある車ですけど、当時のマツダのやる気を感じるっす。 実車欲しいぞ。 キットですが、普段は1/24以外には見向きもしませんが、今回はある企てによる1/32製作っす。レギュレーションは『素組み』すること、ディティールアップは無しちゅうことで。んで、キットはお店に普通に売っているアリイの1/32シリーズのキットなんですけど、元々は他のメーカーがずぅ〜〜と昔にゼンマイキットで出したもののようっす(シャーシにゼンマイユニットのマウント用の彫りがある)。1/32といいつつも360ccの軽なので実質1/43の普通車のキット程の大きさで、1/24に慣れきっている身としては、色々と学ぶところがあった製作だった・・・それ故に納得出来ない部分も多く、ちょっと後悔の出来映えっす。 1/43を作る人って凄いと思わされた1台だったっす。 |
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キャロルの醍醐味は、なっちゅてもリアのグリルとメッキモールでしょ! トランクやボディサイドのメッキのモールは、キッチン用のアルミテープを細く切ったものです。 窓枠はクレオスのメッキシルバーっす。
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ゼンマイキットの名残のせいか、リヤデッキの厚み足りないのが残念。 リアガラスは、窓枠モールドがあるだけの一体のクリアパーツでしたけど、合いは意外によかったっす。しかしこういうパーツの塗り分けは苦手なんで、マスキングに失敗。窓枠が少しガタガタになっちゃった。 シャーシの底にチラっと見える出っ張りが、ゼンマイ格納用のものですけど、キットにはゼンマイはついてません。 |
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納得いかないフロント周り。 右のライトレンズはまったく合わない、フロントノーズ先端のメッキモールは塗装したけどイマイチ(形状的にアルミテープは困難、メタルックも定規をあててカット出来ないので不可、メッキデカールは継ぎ目が目立ってダメだったっス)。フロントグリル(グリルはないんですが便宜上ね)の赤いCAROLのエンブレムはマークソフターをちょっとつけただけどバラバラになるし・・・ 色々と苦労したっす。 |
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リアのグリルは筋彫りガンバリマシタ! 御陰様で別パーツのような質感(自画自賛)。 幸いプラが柔らかいので筋彫り自体は時間はかかるけど楽だったっす。 |
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ルーフを塗った後にマスキングして窓枠を塗ったんですけど・・・ マスキングを剥がすときにループの赤が見事にマスキングとともに剥がれて悲惨なことに。キットをゴミ箱に捨てて作ってなかったことにしようかと思ったけど塗り直してリカバー。ウレタンの上の塗装って食いつきが悪いので要注意ですな。 独特のスタイルのボディ、メッキメールやグリルとか、このサイズでもかなり模型映えするので1/24でどっかのメーカーに作って欲しいネ。 |
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