2022/07/23
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ゴリラ・オフロード仕様-45:電装系の配線作業

※2022/8中旬まで、ゴリラ・オフロード仕様製作は毎朝1話ずつ公開されます。

メーターの位置も確定し全波化も完了ということで電装系を結線していきます。

まずは純正のハンドルスイッチとイグニッションをメインハーネスに接続し「電装系が生きていること」を確認しました。


次にメインハーネス中の不要な配線を排除していきます。まずもって不要なのがサイドスタンドの警告灯スイッチの配線です。中央の緑色のコネクターになります。


アマゾンなどでキャンセラーを売っているのですが、ワタクシはぶった切って警告灯OFFになる状態で直結しました。他にも速度警告灯の配線も排除しました。

メインハーネスの外装テープを解して全ての配線を露出させます。灯火類はジェネレーターから出ている旧交流の出力に接続されていますので、これをレギュレーターから出ている直流出力に繋ぎかえました。メインハーネスを解してて謎の機器を発見(中央の赤丸のヤツです)。


配線図で辿るとどうやら交流の配線から直流出力を取り出すためのダイオードユニットのようです。これも不要なので除去します。


メインハーネスを解している状態で何日も放置すると「この配線、なんだっけ?」ってなことになって作業がますます停滞しますので、電装系は一気に片付けます接続可能な配線はどんどん繋いでいきましょう!

今回、ヘッドライトはLED化、メーターは中華汎用デジタル化しますので、純正のヘッドライトケースは無くなります。ということは通常はヘッドライトケースの中で雨風から守られていたコネクタは全て露出することになります。「雨に濡れるとショートして全機能停止!」なんてことにならないよう、接続コネクタは全て防水でいきます。

2pin、3pin、4pin、6pin、10pinの防水コネクターを揃えました!


端子はゴムチューブと共に圧着するなど、やや手間のかかるコネクターですが一定の防水性能はあるようでなかなかの優れものです。細い配線だと防水性はないので注意、ワタクシが使用しているのはAWG-18でチューブにはキツめに入るのでOKです。



難点といえば、普通の110コネクタや250コネクタに比べるとやや大きめなこと。そのため、このコネクタを通すためにテールランプ&リアウインカーで1箇所だけフレームを加工する箇所が出てしましました、しょうがないです。


途中経過です。灯火に繋がるもの、メーターに繋がるものなど仕分けしてロール巻きにしています。


グチャグチャな感じもしますが、これでもかなり進展しているのです!