※2022/8中旬まで、ゴリラ・オフロード仕様製作は毎朝1話ずつ公開されます。
エンジンの始動も無事に終わり、全波化した発電系統や電装など問題ないことも確認したのですが、やたら足が熱いのです。いや、熱いってもんじゃなく火傷しますぜ、OVERのログが足に転写されそうです(笑)。
このバイクの購入時、RPMのダウンマフラーでしたので純正ヒートガードはないんですよねぇ。ヒートガードつけるとせっかくのOVERマフラーも隠れちゃうし、できればヒートガードは装着したくなかったんですが...
しかし火傷してしまうほど熱いので見た目は二の次です。モノは考えようで林道での転倒時にOVERのサイレンサーが傷だらけになるのを防ぐのに役立ちますし。
ヤフオクでテキトーなヒートガードを500円ほどでゲットしました、錆だらけですが塗装前提なので構いません。高価なものではないのでキレイなのが欲しかったら新品を買うし。
サンドペーパー、ボンスター、ワイヤーブラシなどで錆を落とし、パーツクリーナーで脱脂した状態です。
裏側は激しく錆びておりましたので、ほとんどワイヤーブラシ攻撃です。
裏面は錆の跡が残って完全には取りきれなかったけど、この部品自体、オフロードでコケると傷だらけになる消耗品と割り切ってますんで気にしないことに。
表側は錆の除去だけで割とキレイに見えますんでこれでもいいかなと思ったのですが、車体に合わせてみるとギラついて浮いちゃいますんでやっぱ塗ります。
表面はサンドペーパーの擦過跡をそのまま塗装の足付けとしてプラサフを塗りました。
乾燥待ちの間にヒートガートのマウント用のボルトを作ります。普通のステンレスのキャップボルトではいかにも「ホムセンで買ってきた」みたいな感じでダサいので低頭にして角も落とします。
ボルトは旋盤へのチャッキング時にネジ山を傷めないよう、中心点が出るようにジグにネジ混んでホールドしています。削るとこんな感じです。値段の高いネジっぽくなります。
ついでなのでストックが切れたので何本かレーシーな外観のボルトを作っておきます。ハンドルパーツや外装など以前から目立つ箇所にはこういうボルトを作り置きして使ってます。一番上のボルトは削る前のもの。
プラサフが乾きましたんでオキツモの耐熱ブラックで塗りました。耐熱塗料が必要になるほどヒートガードが熱くなることはないんですが(そんな状態になるならヒートガードの意味がないし)、普通の塗料の黒でもいいんですが、こういうときでもないと耐熱ブラックはいつまでも使わずに置いたままなので。
オキツモの耐熱塗料は熱を加える必要がありますんで、ホットプレートを120度にして30分ほど熱を加えます。
これは不要になったホットプレートで焼き付けが必要なときや部品に熱を加える必要がある場合に使っています。180度未満で温度設定できる優れものの加熱器です!
と、ホットプレートの鉄板とヒートガードが密着できず、ヒートガードに熱が入りませんので、荒技でストーブ&脚立で熱を加えることにしました。
※この作業は2022の1〜2月頃です。
これで乗車時に熱い思いをせずに済みます。