※2022/8中旬まで、ゴリラ・オフロード仕様製作は毎朝1話ずつ公開されます。
エンジン始動にはガソリン供給が必要なんですが、タンクは塗装しただけけの状態、マスキングも剥がしておらず、コックのパッキンなども未手配なので使えません。
ガソリン吊りタンク(別名:ガソリンサブタンク、通称Lガソリン点滴)をDIYで自作します。既製品を買っても3000円くらいなんですが、空きのラッカー缶が生じたばかりだし、1000円未満で作れそうなので。
ホムセンに金属製のR1/4くらいのニップルを買いに行ったら置いてない。あれこれ見てまわって建築金物のコーナーでM12のボルト&ナットで作るをことを閃いて購入、確か300円くらい。建築金物は安いのです。使用するのは赤で示した部分です。
旋盤で中心に6mmの穴を開け、グラインダーで必要な長さにカットしました。
このままだとニップルとして使いづらいので旋盤で口径や先端形状を整えます。
できました!
先端は8mmの燃料ホースに対応(モンキー/ゴリラは6mmですが、大きなバイクのキャブを整備することもありますんで、というか後者の用途の方が多い)。
パッキン類もなんとなくガソリンに耐えそうな素材のものを一緒に買いました。
モンキー/ゴリラの燃料ホースは6mmですので端材からアダプタを作りました。
タンクに使うのはラッカー缶、缶切りで上部をオープン状態にして手を切ったりしないよう、ペンチで整形。内部は特に掃除しなくてもキレイです。
ニップルの嵌る穴を開けました。
自作したニップルを装着します。ネジ部にはシールテープ必須です(ネジに巻く白い薄いヤツね)。
上部に吊り下げ用の穴を開けて完成です!
さて、燃料ON/OFFのコックですが、このクリップでホースを挟むことで実現(笑)。
迅速確実に燃料が止まります!