※2022/8中旬まで、ゴリラ・オフロード仕様製作は毎朝1話ずつ公開されます。
納車時に始動確認と試乗はしているのですが、カスタマイズを開始した5年から全くエンジンをかけていないです。さすがに電装系の改造に入る前に始動確認くらいはしておいた方がいいかな、と思いましたんでキャブ掃除します。
前オーナー?前々オーナー?の保管状態がいまいちだったため、キャブもチョークレバーに錆があったりと、かわいそうな状態です。
分解整備がしやすいのがPCキャブのよいところ。納車時にキャブの仕様の説明は聞いていなかったのですが、計測するとPC18キャブのようです。
ジェット類など、バラせるものは全てバラしてキャブクリーナー/パーツクリーナー/シンナーを駆使して掃除していきます。ジェットの細い穴に固着した滓などは細く削った爪楊枝でグリグリ掃除していきます。爪楊枝を使うことで真鍮製のジェットに傷をつけずに掃除ができます。
組み立て時にフロートやパッキンのゴムが硬化してることに気づいたのですが、とりあえず始動確認だけは先にしたいのでそれらは後で交換することにして組み立てます。
ガソリンやエアの流路や密閉に関係ない箇所や外観部分、インテークなどはリューターに真鍮のワイヤーブラシをつけて磨きました。
それほど汚れてないように見えますが、ワイヤーブラシを当てるや堆積したアルミの腐食粉が舞い、後で鼻をかむと鼻の穴の中が真っ黒っす。
掃除完了。
そこそこキレイにはなったと思います。88ccでPC18はちょっと小さい気もしますが、とにかく始動したい!
※後日始動時、案の定、ガソリン漏れました...(笑)