2018/02/05

久々の更新

最後の更新が11末なので2ヶ月ちょっとぶりの投稿です(大汗)

12月は仕事が大忙しでブログどころではない状況。
ま、これはしょうがないとして...
1月が悲惨でした。

年末に重篤な風邪にかかってしまい、年末年始はほぼ寝たきり。忘れもしない1/7、ベランダから部屋に入る際、屋外に向けてクシャミをしようと、体をひねった状態で「ハクション!」とやった瞬間に腰がピキっと!
そう、ギックリ腰です。1週間くらい、まともに動けず(ヨタヨタと動くのが精一杯)。

まだ続きが...
1月も中旬を過ぎ、ギックリ腰の症状も軽くなり風邪が治りかけたと思いきや、副鼻腔炎に罹ってしまったようで、眉間〜頬のまわりが激痛です。ピークの際は、それこそウメキ声が出るほどの痛みだったっす(副鼻腔炎がどんなものかは検索してくださいデス)。ピークを過ぎても、1週間ほどは1日に1〜2度、副鼻腔に膿が溜まっているせいか、ズッキンズッキンと痛みが出てきます。

ギックリ腰も殆ど直り(今でも少し違和感が残っているので完治ではないです)、副鼻腔炎もほぼ直って、普段の日常生活に戻りつつあったときに....

コインチェックのアレですよ(笑)
ワタクシ、12月の初め頃にCCのアカウント作って宝くじ代(1.8万円)で仮想通貨を買ったんですよよよよ。12月のピーク時には4倍くらいになって「スッゲー、こりゃ資金の追加投入か!」とか思ってたんですが、年末の下落で追加資金の投入を見合わせて少額ながら他の取引所に分散、さらに年始の乱高下で様子見(というか放置)してたんですわ。
最悪、CCが吹っ飛んでも時価にして数千円が飛ぶだけなので、「ちくしょー」で済む範囲なのでが、なかなかニュースから目が離せなくて...(笑)

仮想通貨なんてのは、少額をいかに大きくするかを楽しむものなので、最初から大金を投じてはダメだと思うんですよね、宝くじや馬券みたいなものだし。と、一時期、資金の追加投入をしそうになったワタクシが言うのもなんですが...(年末年始の乱高下がなかったらヤバかった)。

というわけで、またボチボチ更新しますんで、よろしくお願いいたします。
2017/11/23
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バイク用リアサスのスプリングコンプレッサー製作

手持ちの余剰なリアサスをオクで売却する前に最低限のメンテとチェックをするため、リアサスペンションのスプリングコンプレッサーが必要になりましたので、自作しました。

世にサスペンション用スプリングコンプレッサーというものは多々あるわけで、様々な形態のものがあります。1000円台のものから油圧式の10万を越えるものまで様々です。


オートバイやMTB用のスプリングコンプレッサーを選択する際に注意点は
・4輪用はスプリングに掛けるフックが太すぎて使えない可能性が非常に高いので、例え2輪で使用可能と書いてても4輪用と銘打ってるものは避けましょう(上記の写真では中段の左のタイプが多いです)
・安いものは粗悪でスプリング表面に著しい傷がつくので慎重に選んだ方がよいです(上記の写真では上段の真ん中のタイプ、スプリングを挟む角リングの接続ネジが脆弱で曲がってしまいスプリングを傷つける事例が多いです)

ワタクシ的に簡易タイプでお勧めは
・上記の写真の上段左のストレートやアストロで売っている2輪専用品、これは安い上に使い勝手もよく評判が良いです。ただし、フックの移動量が少ないので長いサスには使えないことがあるかも(フックの移動量が少ない=バネを充分に縮ませることができない)。
・上記の写真の上段右のタイプ、DRC製もしくはUNIT製のものがありますが長めのツインショックには使い勝手がよいです。

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ということで、当方が自作したものは長めのサスから短いものまで対応できるよう、上記の写真の上段右のタイプを参考にしました。

いきなりですが、完成品です

材料は
・40mmX40mmの厚手のステンレスのLアングル(車庫にあった残材)
・アングルを結合するためのM12のボルトとナット
・M10の寸切り(全ネジシャフト)
・M10の長ナット、ナット、ワッシャー
・荷掛けフック(厚手の鉄製)
・M12の長ネジ、M10の長ネジ
・スナップピン
・M6のボルト&ナット
寸きりやM12のボルトナットは購入しましたが、それ以外は殆ど家にあったものです。ホムセンで売ってるL字40〜50mmのアングル鋼材も流用可能と思います。

製作上の難点はM10やM12の穴を開ける作業。ウチのボール盤はホビー用の小型でとてもM10の穴を開けパワーはないので、ハンドドリルで穴あけしました。それでもいきなり10mmや12mmの穴を開けるのは失敗しやすいので、最初に穴を開ける位置にポンチで印を付けた後、4→6→8→9→10→11→12mmと徐々に穴を大きくしながら開けていきます。

完成したスプリングコンプレッサーですが、どういう構造になってるかというと、下の画像でLアングルを2枚結合してコの字にしてるのが分かると思います。それをM12のボルトとナットで留めてます。
サスのマウント穴にはM10の長ネジにドリルで穴を開け、抜け防止のスナップピンを差し込むようにしています(サスマウントが12mmの場合はM12の長ネジを使う)。

別の角度から寸切りのネジを締め込むとスプリングが引っ張られる仕組みです。

フック部は以下のようになっています。
厚手の荷掛けフックをスプリングに掛かるように曲げ、長ネジのM6のボルト留めするように6mmの穴を開けた後、バーナーで焼き入れしています。これでピッチの細かいサスでも対応可能!
このフックは角をヤスリで丸めていることと、ネジ留めになっていることでスプリングのどんな傾斜にもフィットしますので、スプリングも傷つきにくいです。

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キリキリと締め込んでスプリングを縮めていくと以下のようにアッパー部が露出しますので、アッパーのお皿(スプリングリテーナーといいます)の部分を外します。
このサスの場合、スプリングリテーナーはアッパーマウントと一体式でネジ留め且つダブルナットになってます。アッパーマウントにスプリングリテーナーを差し込んでいるタイプもあります。どちらもスプリングを縮めることで外せる状態になります。

このサスの場合、ダブルナットを緩めてアッパーマウントを外します。このようなサスのタイプの場合、ダブルナットやアッパーマウントには超強力なネジロックが塗布されていますので、緩めるのは結構な気合いが必要な場合があります。
※注意:再組み立ての際、必ず強力永久タイプのネジロックを塗布し、しっかりとネジを締めてください、走行中にアッパマウント部が緩むと事故に直結します。

以下、アッパーを外し、スプリングを抜いて、ダンパーの状態やメインシャフトの錆や傷をチェックしました。

オートバイネタですが、サイズが異なりますが、MTB用のリアサスにも応用可能かと思います。とはいえ、MTBの殆どの金属バネサスはプリロードリングを緩めるとアッパー部がスルっと抜ける構造ですので、使うことはないかな...

蛇足ですが、こういう無茶をするのはやめましょう、大怪我します(恐)


2017/11/18
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白いMTBのその後:コンポ&ホイール交換〜最終形態

※当記事は回想記事です

白いMTBことDirtWorks号の最終形態です。
当時、MTBのハイエンドのコンポーネントの9sから10sへの移行期(終わってないけど個人的に9sコンポ終焉期と命名)でもありましたので、海外通販の様々なショップで9s用のハイエンドのコンポーネントが叩き売り状態でありました(SRAMのリアディレイラやシフタは、レッドが不人気ってこともあって6〜7割引とかだったような)。

当時、そういう事情もありまして、一気に気の向くままにコンポーネント類をアップデートしましたよ。ちなみに、SCHWINN号に一本化するためにDirtWorks号は売却してしまいましたので、ここで紹介するパーツの殆どは手元にはありません(残念、かなり後悔してます)。なので、パーツの画像はオクで売却時に使った画像だったりします。ま、なんというか、色々と弄り倒して最後は羽化して飛び立っていった、みたいな....(違)

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RACEFACE DEUSのチェーンリングをTurbine化

通常、9s時代のRACEFACE DEUSには黒のTurbineチェーンリングが付属していますが、別売りのレッドのTurbineチェーンリングへ交換。チェーンリングボルトをレッドにすると「赤過ぎる」ので、あえてゴールドのままです。BBはTOKEN製、クランクボルトはBRAND-Xのアルミ(7075)です。

超、鮮やかです。クランク&チェーンリングは「自転車の顔」でもありますので、ここを換えると印象がかなり変わります。


SRAM X0 リアディレイラ

9sモデル SRAM X0のリアディレイラです。SRAM X0は9sモデルと10sモデルがあり、9sモデルの方はカラーバリエーションが何色かありました(アルミ、金、赤、緑、紫..)。

SRAM X0のリアディレイラはかなり贅沢で派手な造りになっておりまして、アーム類はアルミ切削加工品、アームプレーとはカーボンとアルマイト処理されたアルミプレートになっておりました。
プーリーはMFD製のベアリング入りのものに変更しています、純正のプーリーは黒です。

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SRAM X0 シフター

シフターもSRAM X0に変更。こちらもレバーやブラケッドが鮮やかなレッドアルマイトになっています。ボディカバーがカーボンだったりと、こちらも凝った造りになっています。
裏側はこんな感じです。プッシュレバーは取り付けネジを緩めて位置を調整できるようになっています。こちらには画像はありませんが、シフター取り付けブラケットはディスクブレーキレバーブラケットを兼ねるダイレクトマウントオプションも存在します。
SRAMのMTB用シフターはかなりクリック感が強く重目の操作感になっておりまして、これがネガティブな感じかというと、全くそんなことはなく、例えばオフロード走行時の凸凹で車体が暴れている際のシフトチェンジで「ハッキリとしたクリック感」は逆に明確な操作の感覚として助けになったりします。ワタクシ、結構その操作感が好きでSCHWINN号でオフロードを走る際にもSRAMのシフターを使っています。

ちなみにシマノと混在で使用する場合(9sモデルに限って言えば)、
OK:SRAM フロントディレイラ+シマノシフター
NG:SRAM リアディレイラ+シマノシフター
となります。

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SRAM PG990 リアスプロケット

こちらはSRAM X0シリーズで推奨のSRAM PG990スプロケ(11-34T)です。
シマノのXTR/XTと同じくスパイダーアームにギアがマウントされる構造ですが、重量は320gと決して軽くはないです(XTより少し重いのかな?)。

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ブレーキレバー〜シマノXT BL-M775

シフターをデュアコンから通常のシフターにしますので、ディスクブレーキのレバーも交換せねばなりませんでした。そこで選んだのが、シマノXT BL-M775。マスターシリンダーのピストン口径はBL-M755と変わりませんので、キャリパーBR-M755に使用して問題なしです。

このタイプはオートバイパーツ風に言うといわゆる「ラジポン」つまりラジアルポンプ形式のマスターシリンダーです。オートバイ界隈では非常に評価の高いラジポンですが、MTB界隈ではなぜかこの形式は敬遠されその後のモデルでは旧来のポンプ形式に戻ってしまいました。リニアなタッチでけっこう好きです。ブレーキホースは見た目重視でGoodridgeのステンメッシュです。

AZONIC Outlaw ホイール

けっこう前から売られているホイールです。というか2017年の11月現在でも現役商品のロングラン製品です。リム幅32mmながら前後セットで2.3kgと、この幅のMTBホイールとしては軽量です(過去記事のNS-BIKESの32mmリム+Novatecハブで製作したホイールはセットで2.7kgほどあります)。XCからダウンヒルまでこなせる、隠れたロングセラーな名品、素晴らしいホイールです。ワタクシ、SCHWINN用に黒のセットも持ってます。

このホイールのもう一つの利点としては、フロントホイールがQRと20mmアクスルの両方で使えること。丁度、当時は(というか今も)White Brothersの20mmアクスルのフォークを持っていましたので重宝するかな、と思って購入しました。

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DEDA ZERO1 ステム

これまで、Kalloy ASAステムを装着していましたが、ASAステムはオンロード用であり、MTBでオフロード使用は禁止(とマニュアルに書いてました)、またCannibalフレームが大きいということもあり、堅牢でカッコいい短くて安いステムはないものかと探しておりましたら、DEDAのステムがイイ感じ。

こちらのステムの使用環境はオールマイティ、見るからに堅牢そうなステムです。MTBの場合、軽さも重要ですが、それよりも丈夫あることの方が優先しますので(走行中に壊れちゃ意味ないですからね)...

オンロード専用のステムと較べると、どれくらい造りに差があるかといいますと、以下のような感じです。奥のKalloyのステムは見るからに軽量ですが、薄く細く最小限の強度な造りになっています。

FSA FR270 シートポスト

最終形態変更時に換えたものではありませんが、シートポストはFSAのゼロオフセットのシートポストです。

サドルのマウント部は一見、凄く緻密で凝った感じに見えますが、SyncrosのMicro Adjustなどと較べるとチープさは否めません。

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LizerdSkinのグリップ

こちらも最終形態変更時に換えたものではありませんが、いちお使用部品として。白いグリップは白さを保つのが厄介そうに感じますが、日常使用の黒ずみ汚れの場合、パーツクリーナーをブッシューと吹き替えて洗浄すれば概ね元の白さに戻ります(ただし、オフロードを走って擦り込んだような泥汚れはあまり落ちません)。
ロックオングリップのロックリングですが、様々な形態が見られますが、多勢の規格としてODIの規格がありまして、LizerdSkinのグリップはそのODIの規格と同じです。同じODI規格同士であればロックリングは使いまわせますので、小ネタですが。

Ritchey Maratonサドル

RitcheyのMaratonシリーズのサドルです。薄く軽い割にかなりソフトは座り心地です。お値段は確か実売で3千円台ではなかろうかと。体と接する重要なパーツですが、山を走ると汚れるのも早いのであまり高価なサドルは買わないことにしてます。

こちらはMaraton V2、確かレディース用でやや幅広、後部も少しクッションが厚くなってます。お値段は上のものと同じくらいだったかと。

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以下、装着後の画像です

ハンドル周り、これはビフォーの画像、XTのデュアコンです。

これがアフター、XT BL-M775、SRAM X0シフター、DEDA ZERO1ステム、Lezerd Skinグリップ。

SRAM X0リアディレイラにSRAM PG990スプロケットです

最終形態前ビフォーの車体です。

これが最終形態アフターのオフロード仕様、タイヤはシュワルベのレーシングラルフです。あぁ、かっこいい、手放すんじゃなかった...

この角度から見るとちょっとゴテゴテしてヤカマシイ感じがしますね。赤い部品を減らせば良かったのかなぁ。

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オンロード仕様のホイール&タイヤに換えた状態です、ホイールは前の記事で書いたNS-BIKESのリム+Novatecハブ、タイヤはHALOのTWIN RAILです。2.2インチ幅ながら、GEAX TATOO(2.3インチ幅)よりも200g/本くらい軽く、直進時は設置面が少ないので漕ぎも軽いです。

これにて、DirtWorks Cannibalの記事は終了でございます。
次回記事はまた別の話題をば...
2017/11/17
320 240

白いMTBのその後:アルマイト外注とクランク交換

※当記事は回想記事です

白いMTBことDirtWorks号のその後ですが、今回を含めてあと2記事アップいたします。

DirtWorks号を運用していた頃、丁度、SCWINN号のアップデート作業なんかもありまして、その際に当時のSCWINN号に使っていたPaul Compornent(外部リンク)のVブレーキ部品のアルマイト施工を外注する機会がありまして、ついでですので、HOPEのディスクキャリパーのアダプタも一緒にアルマイトに出すことに。

アルマイトの外注をお願いしたのは光研電化さん(外部リンク)です。発色や色合い等、とても多彩で高品質なアルマイトを施して頂けます。

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以下がアルマイトに出す部品です。
アルマイト施工に出す際のポイントは
・小さなもので同色の場合はまとめて出した方がお得です。施工は染料に浸けて電解液に浸けるという作業上、数ではなく電解槽の大きさに費用が左右される面が大きいためです。小さな部品1つでも複数でも使用する電解槽が同じであれば1つの部品だけ出すと割高になってしまいます故。
・お見積もりの際に施工対象物の画像写真を送りますが、その際に大きさが分かるようにした方がよいです。上の画像では大きさが分かるように定規を画像に入れています(送信した画像は、もっと大きさが分かりやすい角度から撮影した画像です)。
・対象物の表面の状態(バフがけしてピッカピカの状態かそうでないか)で出来上がりの雰囲気も変わりますので、事前に相談した方がよいです。
・他には、対象物の汚れを落としたり、表面を磨いたりとか、詳細は光研電化さんのWebサイト(外部リンク)が詳しいので参照してください。

施工後の画像は以下です。
ゴールドのアルマイトを施していただきましたが、一口にゴールドと言っても淡いシャンパンゴールドから黄色味の強いゴールドまで様々ですので、合わせたい色の既アルマイト部品があるのであれば、「同梱の部品と同じ’色合いで」と一緒に送るのが良いと思います。

こちらがPaulのVブレーキ、超カッコいいです(見た目は大事!)

で、DirtWorks号に方は装着するとどんな感じかというと、以下のような感じ。
Goodridgeのブレーキホースのフィッティングパーツのゴールドに合わせてもらったのですが、ゴールドアルマイト、レッドアルマイト、白い車体で統一感がなく、非常に趣味の悪い色合いです(笑)。

う〜ん、リアも悪趣味だ、正直、このMTBにゴールドパーツはあかんですわ。
ちなみに、キャリパーを留めてるボルトに使ってるレッドアルマイトのカップワッシャーやリアサスリンクのカウンターシャンクワッシャのはProBolt製(外部リンク)です。

悲願のクランクのホワイト化です。クランクはRACEFACE DEUS XCです。BBはクランクに付属のRACEFACE純正ではなく、TOKEN製です。DEUSのホワイトは粉体塗装ですので、少し分かりにくいですがアルミ削り出しクランクです。チェーンリングは前々から使っているRACEFACE EVOLVEです。このスッカスカで軽量で大好きなチェーンリングです。チェーンリングボルトもレッドにするとよいかも、ですね。

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白さ度がアップしました。夜間走行用のknogのテールランプも白です。

なんつーか、ここまでやると意地でやってる感も出てきます。
おまえは何を目指しているのか?
どこへ行くのか?
誰に見せるのか?
とか...
すっかり盆栽化。

これ、嫁のMTBってのをすっかり忘れてる状態(笑)

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次回予告、白いMTBの最終形態です
2017/11/13
320 240

白いMTBのその後:デュアコンXT化とホイール交換

※当記事は回想記事です

DirtWorks号、
・デュアコンをLX ST-M585からXT ST-M775へ交換
・MTB用Goodridgeステンメッシュブレーキホースに交換
・ホイールをNS-BIKE+Novatecハブへ交換
を行ったときのレポートです。

デュアルコントロールレバーの交換

DirtWorks号はブレーキレバー&シフターが一体化したデュアルコントロールレバー、通称デュアコンを使っておりました。下の画像が油圧ディスクブレーキレバーと一体となったデュアコンです(シマノ:ST-M585、LXグレードです)。
これなんですが、見ての通り、レバー側がシフターユニットとなっているために、レバー自体に重量がありますんで操作感は一種独特のものがあります(操作感が悪いという意味ではないです)、また転倒時のレバー破損は甚大な被害を被りかねません。なによりも、見た目がゴツく、お世辞にもカッコよいとはいえません。

で、たまたまCRCのサイトを見ていたら、XTのデュアコンST-M775が爆安で売ってるではあーりませんか、ということでサクっと購入。

新しいST-M775はボディ側にシフターユニットも油圧ディスクブレーキのマスターユニットも纏められた形状になりました。これ以前のモデルはXT(ST-M765)でさえ前述のST-M585と同じくレバー側にシフターユニットがありました。
レバー付け根の回転軸を中心にレバーを上下する形式になりましたので、操作感もスムーズです。何よりも見た目がカッコよくなりました(とはいえ、まだまだ無骨感は否めませんが)

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せっかくなので、ブレーキホースも一緒に購入して取り替えることにしました。
フラットバーとライザーバーを状況に応じて使い分けたりもしますので、ブレーキホースの長さを最も必要とするライザーバーでブレーキホースの長さを合わせます。
ライザーバーはRACEFACEのRESPONDです。ライズは1.5だっけかな、大きめにライズしているものが好きです。ステムはSPANK 1.5 Timerのホワイトです。

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さて、ホースですが、この時期、お小遣いが潤沢にあったおかげでGoodridgeのステンメッシュホースにいたしました。白の外観ですが、中身はステンメッシュとなっております。フィッティングパーツはGoodridgeから出ているシマノストレート用を使います。

組み立てはちょっとコツがいりますが、慣れればマンドレールなどの工具は必要なく行えます。下の画像は別の機会の折りにシマノXT BR-M755用のホースを作ってる際のものです(ブルーの部品の形状がバンジョーかストレートの違いだけで基本同じです)。この最初のカラー部品(赤いの)がホースの口径にキッチキチですので挿入するのがコツがいります。ブルーの先端部部品は、細い部分のネジのみホースに半分ほど入るよう入り口を少しだけ広げて挿入しネジ込みます。

前後で合計1万円近くするホースですが、ストレートタイプの場合、シマノ純正のオリーブタイプと違って、何度も取り付け取り外しが行える、長過ぎた場合の調整はオリーブなどの部品を要しないことなど、それなりのメリットがあります。純正オリーブタイプはオリーブを潰して圧着するので、取り外して再取り付けはオリーブを交換しないとできません。

取り付けるとこのような感じになります。
ライザーバーへの変更を可能にしてますので、ホースは少し長めです。

ちょっと分かりにくいですが、ST-M775はブレーキフルードのブリーディング(エア抜き)をする際はレバーの固定ネジを緩め、クルっと180度向きを変えるとフルードの蓋があります(少し作業しづらいです)。

で、MTBにステンメッシュホースが必要か?というと、結論から言うと普通の用途ではまず必要ないです。シマノの純正ホースが膨張するほど(そこまで握れるかという疑問もありますが)レバー握ると、まず間違いなくロックします(笑)。強めにブレーキを握りっぱなしの過酷なダウンヒルなんかでは、レバーへの入力が少しでも小さくて済みますので、もしかすると有効かもしれません。
というわけで、自己満ですね...

ホイールの交換

なんでこのホイール交換をしたかというと、シュワルベのBIG APPLEやGEAXのTATOOやボントレガーのHANKなど、ファットなスリックタイヤ(2.2〜2.3インチ)を入れるために、リム幅が28〜32mmくらいのホイールが欲しかったんです。通常の18〜21mmリムに2.3インチタイヤを装着しても、実際は特に問題はないんですが、見た目の問題ですかな(気持ちよく乗るには、見た目の問題は重要です)

下記の構成で組んだホイールです:
フロントハブ:Novatec D041SB
リアハブ:Novatec D042SB
リム:NS Bikes Fundamental Rim
スポーク&ニップル:DT SWISS(ショップにお任せ)
ディスクローター:HOPEフローティング
リアスプロケ:SRAM PG-990 11-34(9s)


ワタクシ、ホイール組はできませんので、お世話になっているショップ様に持ち込みで組んで頂きました(持ち込み(ただし新品部品に限る)を快く引き受けてくださる貴重なショップ様です)。スポークは長さの計算など難しいですし...スポークのテンションの固さの好みとか指定して組んでいただきました。もぅバッチリです。

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HOPEのフローティングローターです、林道の長い下りなんかでは最初から最後までブレーキ引きずりっぱなしで下ったりしてローターが紫変するほど熱が入って若干反りもしますので、ステンメッシュホースと違って、これはこれで一般用途でも割と有用な部品だったりします。

Novatecのハブです、D041/D042はディスク対応では最も安価なモデルですが、他の安価なハブと違ってローター取り付け面は切削処理を施されていたり、ベアリングは日本製(NSK)製のベアリングが使われていたり、仕上げもキレイで上質なクイックが付属していたりと、かなりキチンとしていてお得なハブです。私、個人的には超オススメです。


フレームデカールの変更

前オーナーの放置がながかったせいでフレームデカールが黒ずんで汚かったのです。いちお、この当時はDirtWorksのWebサイトがありましたので、フレームでカールのみ売って欲しい件をメールで打診したのですが、返事なし。
ということで、別のフレームメーカーのデカールを貼るわけにもいかないしってことで、フレームを製造してない部品メーカーのデカールを貼ることにしましたデスよ(ロゴデザインとして大好きなsyncrosです)。

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ちと、画質が悪いですが、これが出来上がって嫁とともにポタリングしたときのもの(クランクが変わってますが、後日、別記事で変更時のレポ書きます)。レッド&ホワイトでキレイなMTBです。奥のSCHWINN号はワタクシのです。

こうして画像見ると、DirtWorks号はデカいです(ウチの嫁は170cmくらいあるので、乗った状態ではそれほど違和感はないです)。ポタリング程度ならいんですが、これでオフロード走ると大きくて振り回せないですね。