※2022/8/19まで、ゴリラ・オフロード仕様製作は毎朝1話ずつ公開されます。
※2022/6月末です
ようやく公道を走れます。全て自分で行ったカスタマイズ、特異な足回り、ちゃんと走るかかなりドキドキです。まずは近所をグルっと回ってみました。
乗り味は割と普通で拍子抜けするくらいです。ハンドリングにもっとクセが出るかと思いきや、そうでもなかった。
で、初走行で以下の不具合が発覚しました...
・ギアチェンジが異様に固い、チェンジ不良が頻発
・スピードメーターが動かない
・右ミラーが緩んだ
まぁ、これだけで済んだもんだと。
チェンジ不良はこのバイクの納車時にはなかったものなので、長年の放置で動きが渋くなっているものと判断、古いオイルが疑い濃厚なので急遽、オイル交換しました。
実はオイル交換は行っておらず、すぐに油温計を取り付けるつもりだったので、オイル交換はその際にと思ってたんですが前倒しで行いました。
オイル交換後、シフトペダルをガチャガチャ動かしていると徐々に動きが滑らかに、ギアチェンジもキマるようになりましたんで、各ギア段で100回ずつくらい動かすと復活しました。
長期放置でギアチャンジで渋くなるんですね...初めて体験しました。
気を取り直して、今度は少し長めの距離を走ってみました。
何も問題なく、まずまずイイ感じですので、個人的に「テストコース」と読んでいる近所の農道で全開まで試してみることに。
88ccにボアアップしただけのエンジンの宿命なのか7000rpmを超えたあたりで頭打ちになります。そこまではかなりスムーズな吹け上がりと加速です。最高速は7000rpmで60km/hくらい。キャブやカムを88cc対応に改修すれば10000から11000くらいまでイケるはず、80〜90km/hはイケるでしょう。
さて、このバイクで最も懸念していたのがチェーンスライダーへの負担です。特異な足回りのせいでチェーンスライダーにはかなり負荷がかかるはずなので、一気に削れていたりするとヤバいのですが...
30kmほど走った結果は、まずスイングアームのナイロン製のチェーンスライダー。
だいたい想定内、というか想定ほどダメージはないです。もう少し削れてチェーンのローラー部がスライダーに接触し始めると磨耗はほとんどしなくなると踏んでいます。
リアサスのマウントボルトをガードするPOM製のチェーンガイドの方はこんな状態。
こちらの方が強くピンポイントでチェーンが当たっているかずですが、減りは少ないですね。POMの方がスライダー用途としては優れているかもですね。
というわけで、シェイクダウンはつつがなく完了したのでありました。これでほとんど不安なく公道を走れます!