※2022/8中旬まで、ゴリラ・オフロード仕様製作は毎朝1話ずつ公開されます。
ヘッドライトは小型のLEDライトをデュアルでマウントします。必要なものはヘッドライトマウント、それをフォークに取り付けるヘッドライトステーの製作です。
ブログではサラっと作業を書いておりますが「どうやってマウントしようか?」と、それはそれは取り付け方法を悩みに悩んでの作業でした...
アルミ(A2017)をフライスで切削してヘッドライトマウントを製作します。バイスがアルミブロックなので、どれが製作中のパーツなのか分かりにくいですね...
できました、両端の溝にLEDライトの後端が嵌ってネジ留めする構造です(って、この段階じゃ伝わらんか...)。
つぎにこのヘッドライトマウントをフォークのクランプ(例のMTBのシートクランプを加工して作ったやつ)に取り付けるための中間ステーを作ります。材料はメーターマウントの製作で余ったA5052材。アルミの当て板を挟んでシャコマンで掴んで捻ります。
って、これじゃ何を作ってるか分からんか。プレートを捻っているのですが、ここでの捻りの角度=フォークの地面に対する角度になります。
両端を同じ程度に捻るのは割と簡単でした(両端に定規をあててピタリ合うところまで捻る)。
ヘッドライトが地面に対して概ね垂直にマウントされるかどうかをチェックするため、車体に仮留めして確認しないとイケマセン。そのため、メンテスタンドから車体を下ろし、タイダウンベルトでバイクを天吊りして走行状態に近い姿勢で固定しました(グラブバーがあって良かったとシミジミ、苦労して取り付けた甲斐がありました)。
フォークに取り付けているクランプに先ほど捻って作ったステーを仮留めしてみます。ちょうど、捻った中央部分が地面に対して垂直になる感じです。
だいたいOKでしょう、細かい光軸の上下の向きはヘッドライト側で調整します。ってか、ケーブルやワイヤーだらけでヘッドライト装着の邪魔になりそうな...
ここでようやくLEDヘッドライトが登場、LEDライトをヘッドライトマウントに取り付けます。LEDライトの後端部には最初からネジ穴がありましたのでそれをマウントに共締め。
捻ったステーの中央部にもヘッドライトマウントを装着する穴を開けました。ここはラバーマウントになる箇所なので大きめの穴を開けています。
これらを車体に取り付けるだけなんですが...
ヘッドライトマウントがせっかくの削り出しパーツなのに見た目がイマイチでしたので(誰も見らんって)、少し削りを入れてそれらしくします。
こんな風に削りを入れてみました。って、あまり変わらんか...
今回製作したパーツで車体側にヘッドライトを取り付けるのですが、取り付け前に車体側のヘッドライトを装着する箇所のケーブルやワイヤーの取り回しを整理したりと、ひと手間かかりますんで次回記事に続きます。