※2022/8中旬まで、ゴリラ・オフロード仕様製作は毎朝1話ずつ公開されます。
前回記事に引き続きサイドスタンドの製作です。
純正のサイドスタンドから部品を採取します。採取する部品は
・スタンドバー
・スタンド支点部
・ボルト&ナット
・スプリング
右の3mm厚のスチールのジャンクパーツと組み合わせて新たな支点を作成します。
グラインダーで純正サイドスタンドの支点部を切断します。切った貼ったの作業が多いので自ずとグラインダーの使い方も上手くなっていくような気がします。
バッテリー溶接登場、今回のゴリラのカスタマイズでは大活躍です。単純な溶接セットですがアークも安定していて十分すぎる性能です。
切り取ったスタンドの支点部とジャンクパーツを溶接してこんなん出来ましたー
上記のパーツにネジ穴を開けて仮組みしてみます。こんな感じになります(いいぞいいぞ)。
ここで車体の底部のステンレスのアングル材の方にもう少し剛性があった方が良さげなので補強部材を溶接します(ステンレス用の溶棒を買っといてよかった)。ついでにスタンドバーも鉄の丸パイプを溶接で継いで少し延長します。
ステンレスの方がアークが飛びやすく安定していますね、つかステンレスの場合は24vでもいいかも。
補強した支点部と延長したスタンドバーを仮組みしてみました。
さすが自転車用のスタンドとは剛性がまるで違います(当たり前か)。だいたいスタンドの角度が決まったので、スタンドバーの先端の足部分の角度を調節して溶接しました。下記の画像は溶接跡などをグラインダーで均したところまで作業したものです。
仕上げ作業です。パテ埋めや塗装を行います。
まず支点部はプラサフ→ブラックで塗装→ウレタンクリアでコート(2週間ほどかかってます)。
スタンドのバーは溶接跡のス穴やパイプ素材間の段差などありますのでポリパテで整えました。画像はポリパテを塗った直後、効果後にサンディングして均します。
スタンドのバーも同様に塗装し、これでサイドスタンドの全ての部品が揃いました!
車体へ組み込んで実際にこのスタンドで立たせてみました。
若干アングル材の剛性に少々難がありますが、サイドスタンドとしては十分。チェーンやステップとの関係上、どうしてもサイドスタンドの支点を前に持ってくる必要があるため、このアングル材は必須なんですね。アングル材に変わる何かを考えないといけないです。
しばらくはこれでいきます。