※2022/8中旬まで、ゴリラ・オフロード仕様製作は毎朝1話ずつ公開されます。
キャブや電装関係の作業をするため、ガソリンタンクを常に外した状態にするわけですが、その間、ガソリンタンクをどこに置いておくかというと...タンクのマウントネジ穴を使って天井から吊るしてたのです。
が、マウントネジ穴をフックに掛けたと思って手を離した瞬間、タンクが床に落下、がっつり傷が入り塗装も一部剥がれましたがな(涙)
※画像は傷の部分にサンドペーパーをかけた状態のものです
このフックに掛けたと思ったら掛かってなかった...んぁー
全て塗り直すか傷の部分だけ補修するかで悩みましたが、全体の剥離作業〜下地処理なんかの作業が再び発生するので傷部分だけ補修することに。
※ここからは数日に渡る作業です。
傷の箇所をサンディングし、パテ/瞬間接着剤/サーフェーサーなどを使って傷を埋めました。下地は仕上げにまで影響するので念入りに。
触感や光にかざして傷跡が無くなった状態になったところでプラサフを塗ります。
微細な凹凸などが残っていればプラサフの時点で分かるので残っていればサーフェーサーを筆でチョンチョンと乗せて乾燥後に再び研磨〜プラサフ塗りを行います。
傷を完全に隠蔽した段階で黒の塗装〜1週間ほど放置乾燥〜黒の塗装の研磨〜ウレタンクリア塗装と行った状態です(ここまで約10日ほどかかってます)。ウレタンクリアは全体を磨き直しますので全体に再塗装してます。
ウレタンクリアも塗っただけでは鏡面は出ませんので(艶はあるんだけど塗装の波打ちで平滑ではないんですね、気にしない人はそのままでいいかも)完全平滑を出すために当て板を当てたペーパーでサンディングします。
どの程度までサンディングするかというと、全体的に均一な艶消し状態になるまで。
ここからコンパウンドで根気よく磨いていきます。
ワタクシが使っているコンパウンドはこれ、サラっとした液状で艶も出やすいです。
磨きに使用する布は綿100%の古Tシャツなどです。化学繊維に含まれるナイロンやポリエステルは拭き傷だらけになります。最初は強めに磨き、鏡面に近くにつれ力を弱める感じで磨きます。
頑張って磨くととこんな状態になります。
歪みのない鏡のような映り込みが復活。
せっかく磨いても洗車などで傷が入ったりしちゃうんですけどね〜最初くらいはピカピカであって欲しいので。