2022/07/01
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ゴリラ・オフロード仕様-23:ステムチューブのネジ切りとフォーク装着

※2017年・夏頃の作業です。

「ゴリラ・オフロード仕様-06:ステムの加工&組み立て」で製作したステムをフレームに取り付けるため、ステムチューブに新たにネジ山を追加します。

ステムチューブのネジサイズはM22でピッチは1.0mmです。かなり特殊なネジですがダイスはeBayで入手しました。届いてみるとデカいダイス(当たり前か)。このダイスのためだけにダイスホルダーを買う羽目になったっす。

ステムをバイスに固定し、ステムチューブのネジを切ります。「ゴリラ・オフロード仕様-06:ステムの加工&組み立て」でネジ切りに具合のよい太さに旋盤で加工済みです。

ネジ切りしていきます。
さすがにM22だと手応えあります。

ステムにインナーレース、ヘッドチューブにアウターレースを打ち込み、ベアリングを組み付けフレームに組み付けます。もちろんベアリングは新品のベアリングです。


フォークを組みこみ、ホイールを装着します。

これで前後ホイールがついて車体を支えられる状態になったっす。

2022/06/30
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ゴリラ・オフロード仕様-22:エンジンの掃除

※2017年・夏頃の作業です。

あまりにもエンジンが汚いので、エンジンだけおろして掃除することにしました。


フレームの強烈なサビ具合といい、いったいどこに置いてたのかと...
いや、ほんと汚いです、特にシリンダーヘッド周りとか触る気にもならないっす。

画像の奥に写ってる真鍮のワイヤーブラシなどを駆使して頑張って汚れを落としました。
エンジンの場合、テカテカピカピカに研磨してしますと表面積が減ってそれはそれで冷却上よろしくないのでホドホドのところで。

とりあえず触れるくらいにはなりました。

2022/06/29
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ゴリラ・オフロード仕様-21:ガソリンタンクの塗装

 長らく休止(放置)しておりましたが、先ごろ、ようやく完成しましたんで振り返り&備忘録を兼ねて再開です。

当記事は「ゴリラ・オフロード仕様-21」ですが、画像を整理すると「70」くらいまでありますんで順次アップしていきたいと思います。2016〜2017年頃から現在に至る間の作業ですので「記事の公開日付」は実際に作業した日付ではないので注意です。

というわけでタンクの塗装です。

※2017年・夏頃の作業です。
※剥離からウレタンクリアのコートまで何日にも渡る作業です。

すでに塗装は剥離済み、剥離剤はデイトナの強力塗装剥がし剤。安価でかつ一般に入手できるものとしては強力なやつです(手に付着するとチクチクします)。


凹みや傷をパテで埋めサンディングして均します。微細な傷はゲル状瞬間接着剤を使ったりもします。この後、プライマーを塗り、乾いたところでサーフェーサーを塗って1週間ほど放置します。

放置する理由は数時間で触れるレベルまで乾燥するのですが、ラッカーシンナー分が残留しているので、それらが抜け切るまで放置というわけです。残留したラッカーシンナー分があると、緩やかに抜けていく残留分のラッカーシンナーの分、塗膜が縮みますので後々のウレタンクリア層のヒビや塗膜の割れなどの遠因になったりするのです。


塗装に使う塗料はカー用のスプレーではなく、ごくごく普通のホムセンで売ってるラッカースプレーを使います。


理由は
・乾燥が早い
・ソリッドカラーの場合、色味に変なクセがない
・塗膜が強く隠蔽力も強い
・ウレタンクリアでコートするので凝ったノズルである必要がない
・安い!
ま、ブラックのようなソリッドカラーで塗りつぶすにはこれで十分ってやつです。

ブラックでベタ塗りしたのち、これまた1週間ほど放置します。
完全に乾ききった後、#800〜#1000のサンドペーパーで均します。このとき画像のような状態になりますが、このサンドペーパー痕がウレタンクリアの足つけのなりますんで気にしない。ユズ肌のようになっている箇所は完全に均すようにサンディングします。


サンディングの粉をパーツクリーナーを含ませた布で丁寧に拭き取った後、2液硬化型のウレタンクリアでコートします。


ウレタンクリアによるピッカピカの艶です。ウレタンクリアの硬化まで24時間吊るしておきます。

で、塗り終わった後、夕立が降りだすという。
艶あり塗装で湿気は大敵なのにねぇ。


このタンクに今後起きる災難を暗示するような雨でした...
2020/08/18
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エアロベース・マイクロウイングシリーズを作ってみました。

 カーモデルではありませんが、机の下を掃除していたところ、数年前に買って行方不明になっていたエアロベースのマイクロウイングシリーズのキットを発見!


早速、作ってみました。

エッチングパーツで構成されるキットで、中身はこんな感じです。


素材はステンレス、部品はカッターナイフで容易に切り取れるようになっています。
接着剤も不要、部品同士を爪折りで組み合わせていき、部品同士が支え合って強度が出る感じです。

組み立て途中はかなり脆いのですが、組み上がるとかなり頑丈です。このシリーズは小さくて部品点数も少ないので誰でも組み立てはできると思います。
組み立てながら感じましたが、部品割りの構成が素晴らしく良く考えられています、感動ものです。

完成後はこのサイズです。

主翼のたくさんのリブはネジって起こすだけなので、見た感じは難物に見えますが、実はすごく簡単!

ちょっとした飾りとしてもなかなかの見栄えです。

ダイソーで小さな飾り箱を買ってきて入れてみました!

 
2020/02/22
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ゴリラ・オフロード仕様-20:リアディスクキャリパーサポート

前回はスイングアームのアクスルシャフトの15mm化を行いましたので、ホイール装着にむけて必要な部品を作っていきます。

今回はリアディスクキャリパーサポートとホイールスペーサーです。

まず、サイズ計測や装着の作業がしやすいよう、櫓を組んで上から吊りました。


ミニモトのスイングアームにはモンキー/ゴリラ純正のドラムブレーキのハウジングの回り止めがありますので、それに引っかけられるような形状のリアディスクキャリパーサポートを探したところ、TDR50のものが使えそうなのでゲットしました。

これです。


ブレーキキャリパー付きでしたが、作業のため取り外しています。

回り止めの溝がもう少しアクスル側まで達していないと装着できないため、フライスで溝を延長します。


画像を撮り忘れましたが、アクスルシャフトを通す部分もキャリパーセンターとホイールセンターを実測して厚みを調整しています。

出来上がったリアディスクキャリパーサポートがこれ


溝がアクスル側まで拡張されているのがお分かりになるかと。二つの穴はフライスに固定する際のボルトを通す穴です。不要な部分もカットしました。

スイングアームに装着してみました。


上から見るとスイングアームにある回り止めの突起がリアディスクキャリパーサポートの溝にはまっているのが分かります(赤丸で囲んだ部分)。


リアディスクキャリパーサポートとホイールハブの接点部は隙間がありますので、スペーサーを作成、スプロケ側もスイングアームとホイールの間にスペーサーを作成しました。
(スペーサー作成の画像を撮影してなかったっす)


これでようやくリアホイールが装着可能となりました。


作業前はかなり苦労すると予想していましたが、パーツの加工自体は意外とあっさりと作業は完了。最も苦労したのはホイールセンター位置の計測作業(スペーサーに必要な厚みの計測)だったっす。