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2017/09/25
320 240

カーモデル製作:HONDA RA273 1966

※復刻版の記事です

HONDA RA273

TAMIYA 1/12

2008/09/15〜2008/11/14

2006年の暮れに再販されたタミヤ・ビッグスケールのホンダF1(RA273)です。

このキット、最初の販売は1968年で当時はモーターライズで出ました。
確かホンダが当時優勝したから何かがきっかけでキットかしたというのを雑誌で読んだことあるっす。
ということで40年(製造は38年)を経たキットなのですが、内容を見るととても38年前のものとは思えないほど緻密なキットです。

しかし、年月の流れは残酷で細部を見ると成形も粗い部分(金型の消耗かな?)が散見されますんで、現代のタミヤクオリティのつもりで挑むと痛い目を見ること間違いなしのキットっす。。


で、展示会のためにこれを11月の初めには概ね完成させないといけないんですが....
ただでさえ手が遅い上に並行しての作業、どうなることやら(笑)
2008/09/15
ボディの状態っす。

ヒケや成形時の傷など、かなり表面は荒れています。状態は想像していたよりも悪いっすね。
最初はこういう部分に全てパテ盛り/瞬間接着剤盛りをして表面を成形します。

成形の際にボディ表面に表現されているリベットなどのモールドを痛めないように注意しないといけないっす(これがなきゃ一気にパテ塗りたくって削り出すのにな〜あぁ面倒くさー)。
2008/10/21
ボディの構成パーツ一式。
正確にはボディ色で塗らなければならないパーツ一式です。

で、1ヶ月ほど組み立て順序で悩んでました。
塗装のためにボディを完全接着してしまうには、サス周りが完成状態でないと決まらない部品があったり、内装のほんの一部(シフトレバー)を組み上げてしまわないといけない。

しかし組み上げてしまうとクリアコートしたくないものまでクリアコートがかかってしまうっす。

うぅジレンマ.....

例えばボディ左下にある小さなパーツ(リアサスの支持プレート)はリア周りを完成状態にしないと接着位置が決まらないっす、どうしたもんだか....
取りあえず仮組み。


メインの胴体のパネルは爆撃機のボディみたいだ、しかもデカい長〜い。

パーツの合わせははっきり言ってよくないです。


ボディ表面のウネリは時代が古いハンドメイドのクルマなので、あえて気にせず「ガサツ感」としてそのままにすることにしたっす。
2008/10/28
あまり悩んでてもしょうがないので、とりあえずボディパーツや足回りパーツにサフがけ。
2008/10/30
リアサスのパーツ。

中央の黒いパーツは強力な接着力が必要なので問答無用で瞬間接着剤を使用。しかし白化ガスでパーツの合わせ目付近が白くなるので、メッキのサスのロッドをマスキングして再度塗装。

あーめんどくさ〜
フロントカウル部

インテークの内部は内側に導入口のパーツを仕込むようになってるんですが、それが思いっきり段差と隙間ができちゃいますので、埋めまくりの削りまくり。

研ぎにくい上に隙間&段差も大きいので丸々1週間近くかかってしまった。
エンジンのメインパーツ。

実はのキットは元々モータライズとして開発されたので、エンジンブロック内部はモーターが仕込めるような箱形になってます。かなりアバウトなモールド。
完成後は殆ど見えなくなるからいいけど。


逆に右のギア&デブ部分はとってもリアルな造形で関心させられます。

エンジンパーツ類はサフの後に下地としてガイアのシルバー(粒子が大きくギラつきの強いシルバー)を下塗りしたっす。
2008/11/02〜03

エンジンやラジエータやリアアクスル関係のパーツ。こいつらも表面と整えてサフがけするっす。

パーティングラインは激しいっす。
一瞬、「ここには段差があるべきパーツ?」と思ってしまうほどにガッツリとパーティングラインが全パーツにあります。

全パーツのパーティングラインをを削ぎ落とすだけで延々と時間かかったっす。

厚みのあるパーツには必ずと言っていいほど深いヒケがあるので、これを程度に応じて瞬間接着剤やパテやサフを使って埋めていきます。

ヒケの程度も様々ですが、これなんか「実は穴があるべきパーツ?」と思ってしまうほどに深いヒケがあったりします。
2008/11/04
パーティングラインとヒケの処理が終わったら、今度は張り合わせるパーツの隙間と段差埋めです。

これも程度に応じてゼリー状瞬間接着剤やパテやサフを使うっす。どれもエンジン部から剥き出しのパーツばかりなので、手を抜くわけにもいかず、地道に作業。


連休中は延々とパーツの整形ばかりで終わりそうな気配、飽きて来た(笑)


で、ようやく全パーツの整形が完了!
全パーツにサフがけを行い、
金属地再現のパーツには下塗りとしてガイアのシルバー、
14日に間に合うのか.....
2008/11/05
組み立て図のエンジンの塗装色の指定はフラットアルミやメタリックグレイとなっているんですが....確かに雑誌などで1966年と思しき写真を見ると、あまりキレイとは言えない梨地のアルミなんですが....こういう色というか雰囲気を再現するのは、ちと難しいし試行錯誤する時間もない。

そういうわけで色んな色(シルバー、クリアオレンジ、ブラック、焼鉄色、スモーク)を混ぜて作ったっす。

これをシルバーの上に薄くかけることでレストアRA273のエンジン&ホイール色が再現可能っす。
(我ながら良い感じで調色できたと思うっす)
2008/11/07
エンジンは組み上がり済み(画像がないっす)。

で、いよいよボディ塗装の方に着手。
ボディの下地は既に作業済み。
ボディの指定色はタミヤスプレーのレーシングホワイトですが、どうにも黄色味が強すぎな感じがするので、今回はクレオスのホワイトに同じくクレオスのミドルストーンを混ぜて作ります。
この調色は車座の国産車エキスパートな氏から教わったのであります。
ばっちり、イイ色に調色できたっす!

乾燥はこの画像のようにペット用ヒーターを流用した乾燥ブースで強制乾燥(マネする人は自己責任でよろしく。オイラは加熱し過ぎないよう、外部タイマーで定期的に電源ON/OFFするようにしてます)。
2008/11/09
問題のエッチングパーツ(笑)

RA273でしかも1/12となると「エッチングでしか再現出来ない」っていうような薄いパーツやメタル感ギンギンの箇所は殆どないので、あまり意味ないっす。

それでも余らせてしょうがないんで使いますが....
マフラーも表面の荒れや集合部の継ぎ目の隙間が大きく、これもパテや瞬間接着剤で補修。

と書くと簡単だけど、
けっこう時間がかかったっす。

マフラーは複雑な形状だけど、組み立て自体は組み立て図に忠実に従えば特に問題は出ないっす。

マフラーの出口は爪楊枝の支えを突っ込めむためにもきちんとした空洞が欲しかったので、ドリルでざっくりと内部を彫り込んでるっす。

ベースホワイトを砂吹きし、乾燥後につや消しホワイトを塗装。でも思ったような「つや消し感」が出なかったので、フラットベースを加えたスーパーつや消しクリアを作ってコートしたっす。
2008/11/13
10日頃からデカールを貼ってクリアコート、今日は研ぎ出ししたっす。

デカールはかなり難儀します。
まずボディ再度のラインが真っすぐ定位置に貼りにくい、日の丸デカールやフロントノーズ内側は物理的に無理があり過ぎ(切り込みを入れたりマークソフターでなんとかしたけど)。時間が許せばマスキングして塗装表現した方が楽かも。

研ぎ出しはリベットのモールドがあるものの形状が単純なので楽です。

製作シーンは紹介してませんが、マフラーや足回りの各ユニットはすでに作成済みなので、これで全てのユニットが製揃い!

あとは組み立てのみです。
2008/11/13〜14(深夜/笑)
ここからは一晩での作業(所要時間:約3時間)です。
実はパーツ構成の少ないキットなので組み立ては楽です。

強度や組み立て時間を考慮して、接着はすべて瞬間接着剤です。
白化の出にくいロックタイトの新鮮な瞬間接着剤使ってます。

まずはフロント側から組み付け。

マスターシリンダーを格納するボックスを取り付けますが、これに付いてるフロントカウルマウントの金具(画像では少しボディから飛び出てる丸い穴の開いた金属のパーツ)は、力がかかるパーツなのでガッチリと接着剤で固めて付けないと後で悲惨なことに....
フロントサスの組み込み。
ここまでの製作過程では紹介していませんが、メッキパーツ類は、綿棒で手垢等を拭き取ってから、安っぽいギラつきを抑えるためにすべてスモークでコートしています。

組み込み時に手垢で汚れちゃうので、メッキパーツは組み付け後に再度綿棒で拭き拭き。
ハンドルとタイヤのステア機構が連動する仕組みなので、フロントサスの組み込みと同時にコックピットも完成します(この画像は後で撮影したのでロールバー部分の組み立てが進んじゃってます)。

ステアリングホイールはシャフトに入り辛いので組み立て前にシャフトへの挿入は要確認っす。
フロントのラジエータの組み込みです。冷却水タンクはラジエータユニットを支える強度が必要なので、これもガッチリと接着します。

ここまでの行程で、あとはフロント側はタイヤを装着するのみ(フロントのアップライトはタイヤ側に付いてるっす)、これで一旦終了っす。
次にリアの足回りっす。
リアのバルクヘッドにサスやサスアームやロッドをパチパチと組み込んでいきます。組み込み時は稼働がスムーズかどうかを確認しつつ行わないと完成後の車体が水平を保てない、なんてことにもなるので稼働のスムーズさは必ず確認。
後ろから見るとこんな感じ。

いよいよエンジンを搭載します。
ボディ側に小さな穴が見えますが、ここにエンジンから出ている突起を差し込んでエンジンが固定されます。
エンジンの積載。
エンジンは前出のボディ側の穴に突起を差し込むように斜めに滑り込ませますが、エンジンの位置確定に支障が出るので、この穴への差し込み部分は接着しないように。

エンジンの位置はバルクヘッドに接着するアーチ状のパーツでギアボックス(デフケース)を挟み込む形で位置が確定されます。

このアーチ状の部品はエンジン搭載前にきちんとバルヘッドにハマリ込むか確認した方がいいっす。

エンジン位置が決まるとドライブシャフトからリアサス(リアのアップライト)の位置を決めることが出来るので、この段階でリアのアップライトからボディに伸びる長いロッドを固定するパーツを接着するっす。
ドライブシャフト、リアスタビ、マフラーを組み込んでリア周りが完成。

マフラーの固定は、エンジン側は「浮いているだけ」なので、マフラー位置はギアボックスから出ているマフラーステーのみでの固定っす。
しかし、これが強度がなくてマフラーを固定するのにかなり苦労したっす。
せっかく再販するなら、こういう部分を金属パーツにして欲しかった。

あとはコクピットのウインドウとバックミラーを装着すれば完成〜なんとか11/14に間に合ったっす。


完成品ギャラリーはこちら
2017/08/08
320 240

カーモデル製作:Sauber Mercedes C9 (89 Le Mans)

※復刻版の記事です

Sauber Mercedes C9 Le Mans 1989

HASEGAWA 1/24

2006/03/24〜2007/07/19

Mercedesが33年ぶり(だっけ?)にレースに復帰した記念すべきクルマです。
ボディとシャーシはスイスのSauber、これにMercedesのV8ユニットが乗るという構成で、30年以上のブランクをものともせずにデビュー後は勝ちまくってます。

キットは、発売当時に作りもしないのに買ったもので、我が家の押し入れに長いこと眠ってたものです。
多分15年は熟成してるんじゃないかと・・・デカールは当然腐ってました。

ここのところタミヤから80〜90年代のCカーのキットの再販がドド〜ンとありました。その中にSauber C9もあったわけですが、デカールがカルトグラフになってたりしてグレードアップされてます。今回、タミヤからパーツ注文で取り寄せたデカールで見事復活させるっす。
ホントはタミヤのC9を作ろうかと思ってたんですけど、エンジン作るの面倒なので(タミヤのCカーのキットはエンジン付きのフルディティール)、サクっと作れそうなハセガワ製です。
2006/03/23
今でこそハセガワは、カッチリしたキレイな成形のキットを売ってるけど、このキットの頃(10年以上前)はまだイマイチ。バリも多く、ゴツゴツした成形です。全体的には実車の特徴をよく捉えて良好なプロポーション。

今回は溜まりに溜まったキットを1つでも作って在庫を減らそう、という消化試合的意味合いが強いっす。このキットはけっこうアッサリしたキットなので、サクサクっと作れるかなと。
開口部は殆ど開いてますけど、フロントフェンダー上のルーバーは開いてません。
ここは、開けやすそうなので開けますよん。

フェンダーやダクトのプラの断面が分厚くて、いかにもオモチャって感じなので、ここらも薄〜くします。
デカールは死んでます。
画像じゃ分かりにくいけど、透明部分は黄色く変色してるっす。
シルバーのボディに貼るので、目立たないとは思うけど。
というわけで、パーツ注文でタミヤ製Sauber C9のデカール(カルトグラフ版)を注文してゲット!

やっぱデカールはこうでなくては。
フロントガラスに貼る「SAUBER MERCEDES」のデカールはシャープでクッキリ、素晴らしいっす。
MICHELINのタイヤテンプレートが欲しいだけで買ったC9用のアクステのエッチング。
エッチングパーツとしては大した構成じゃないっす。Studio27のものの方が、よっぽどお得だと思う。

しっかし、アクステのエッチングって高過ぎ。
これまたプラモ屋さんで注文したタミヤC9のパーツ。
C9のホイールはスポークなので、ブレーキ丸見えなのよね。ハセガワのC9のブレーキはローターだけなので、ここだけはタミヤのパーツを移植することに。

デカールとかパーツを注文するんだったら、タミヤのC9買って作った方が良かったかなぁ、と思われそうっす(笑)。で、実はタミヤのC9も再販版を持ってるんだな、これが。
2006/03/24
ドアヒンジ、給油口など一体モールドっす。
こいつらは全部削り落とします。給油口はエッチングに置き換え、ドアヒンジはプラ板かエッチングのランナーで作るっす。

ドア後ろのエアアウトレットもモッコリとモールドがあるだけ。
ここは開口。
フロントフェンダー上のルーバーは開いてないので、筋彫りを深くする要領でひとつひとつ開けていきます。面倒臭そうっすけど、これは意外に簡単で時間もかからなかったっす(1つ開けるのに2〜3分)。

以前作ったBMW 3.5CSLのルーバーは、元々のモールドがいい加減だったので「開ける」という手段よりも「作り直し」だったすけど、この程度なら開口は楽っす。
2006/03/25
ルーバー、全部開けました〜
やっぱし埋まってるのと、開いてるのでは精密感が違うねぇ。

開いてて良かった(昔のゼブンイレブン調)
ルーフのアウトレットも抜きました。
3並んだ一番右が抜けてない状態、真ん中と左が今回抜いた状態。開いてるべきところが開いてるちゅうことは、重要ですな。
で、調子に乗ってフェンダーの肉厚を薄々に削ってたら、やっちまいました。
クリップで止めている部分、ポッキリと折れちゃったっす。

裏から薄いプラ板で当て板をして瞬間接着剤で修復。
瞬間といえど、完全硬化まで時間がかかるので、その間はクリップで押さえっす。
クリアパーツの合いは、普通。
タミヤのキットを基準に考える人には、ライトのクリアカバーなんて「なんじゃぁこりゃ」の世界かもしれませんけど、ここ1〜2年アリイやモノグラムで慣れると、多少の合いが悪くても何も感じなくなるっす。


そういや、もぅずっとタミヤのキットを作ってないなぁ。
タミヤのキットは好きなんだけど、ここんとこ作りたい車種がタミヤになかっただけっす。深い意味なないっす。
タイヤをつけて全体のバランスや車高をチェック。

素晴らしいっす、車高もホイールのオフセットもどこもイジる必要なし!
2006/04/08
こまごまとしたパーツにサフ塗りです。面倒なんだけど色の乗りが悪くなるんでちゃんとサフは塗ります。
2006/04/10
ブレーキ類は、メタリック系の下地として、セミグロスのブラックを塗ります。

ホイールは「メタリックブラックのつや消し風」という微妙な色っす。したにシルバーを塗って少しだけシルバーを混ぜたセミグロスのブラックを塗った後、つや消しクリアでコートという面倒な手順を踏んでます。
ブレーキローターはアクステのエッチングパーツ、キャリパーなんかはエナメルのゴールドを塗ってます。

マフラーやその他のパーツ等にもシルバーの下地をここで塗っておきます。
2006/04/11
ホイールのセンターはスモークを混ぜたクスんだゴールドっす。車自体はシンプルな構成なんですけど、凝った色が多いっす。

エンジンがないんで塗装に集中できる、ってのもあるかな。
手がかかるキットなら、ホイールはつや消し黒を単に塗ってセンターは普通のゴールドで終わっただけかも。
2006/04/12
仕事が忙しいんで、一部分を少しずつ仕上げていくのが精一杯。12日はマフラー部分とラジエータの着色。

マフラーはステンレスが焼けた感じをだすために、スモーク+ゴールド+クリアレッド+クリアイエローなどを重ね塗りしたものっす。

ラジエータはシルバーで塗った後、スモークを濃いめに3度くらい重ねます。
2006/04/XX:
このキットはごく初期のC9ですんで、フロントカウルの形状は89ルマン出場の#61号車とは違うっす(ハセガワのキットは88ルマン)。
というわけで作り直しです。
もとのカウルにプラバンを貼付けて、ヘソみたいな穴を開けてあげます。
継ぎ目なんかをパテで埋めて形状を整えてフロントカウルの出来上がり。

と書くと簡単だけど、真ん中のヘソ穴の形を整えるのには苦労した。
ついでにフロントスポイラーを支えるパーツをエッチングのランナーを切り出して作りました。
2006/07/23
フロントカウルにあるインテークの穴が下過ぎてベンツエンブレムが貼れないことが発覚。

一旦埋めて掘り直しました。
と簡単に書くけど、三日がかりっすよ(汗)。

こういう行き当たりばったりなのが製作を遅らせてる原因だろーなぁ・・・
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2006/08/20
先月末から何度かサフ塗り+表面の整形を繰り返してたんですけど、ようやく塗装です。塗装色は色々と調整したのですが、グンゼの8番シルバーは輝きが足りずスーパーシルバーではギラつき過ぎるので、両者を1対1で混ぜてみました。だいたい狙い通りの色味で満足っす。調合も簡単なので、今後、Mercedesのを作るときに同じシルバーで揃えられるのもイイっす!

当初、フロントカウルの自作部分にウネリがあってシルバーがムラになってたんですが、車座面々の助言で再度面出しして解決!
2006/08/21
リアウイングの作り替えっす。ルマン仕様以外はメインの翼板に加えて飛行機のフラップのような細い翼板が付いているんですけど、ルマン仕様はメイン1枚で翼端板も小さなタイプっす。

というわけで、メインの翼板と翼端板を写真を見ながら自作です。メインの翼板の両端から出ている金属線は塗装時に保持するために穴を開けて刺した虫ピンっす。

で、これもまずはサフを塗って下地作りっす。
2006/08/22
驚愕の事実発見。細部の違いに気を取られてグリルというかボディ先端のインテークの形状に違いを発見。89ルマンはブレーキへの導風インテークの丸穴があるっす・・・どないしよ(悩)
2006/09/03
ブレーキダクトのインテークには気がつかなかった、ということにして粛々と進めることに。

サッサと終わらせたいし。
室内はアルミ地に両端がケブラーっす。
画像ではケブラー部分が明るいけど、実物はもう少し落ち着いたトーンっす。

ケブラーデカールはミュージアムコレクションのものっす。
2006/09/05
ボディはシルバーの上に普通のグンゼのクリアをコートしてます。そうしないと、シルバーに直にデカールは、貼っても定着しないもんね。
こちらはタミヤのC9のカルトグラフ製デカール。鮮やかであります。

が、最近気がついたけど、同じカルトでもStudio27などの単品デカールとキット付属のものはちょっと違う気がする。

前者の方が厚くてゴツいっす。
なんとなくそんな気がするっす。
こちらは、ハセのC9についてるデカール。
画像ではまともだけど、白い部分や透明部分は微妙に黄ばんでるっす。

でもAEGとかCastrolなどは使えそうなので、こちらを優先して使うことにするっす。
2006/09/某日A
右フロントフェンダー上のデカールですが、タミヤ製デカールでは長過ぎて収まりません(涙)。

ハセのキットのデカールは黄ばんでいるので白ゼッケンベースの上には貼れないっす。

というわけで、画像のように3分割して貼ることにしたっす。つなぎ目はクリアコートしてしまえば分からないと思う。
2006/09/某日B
ボディはデカールを貼ってクリアコート済み。
デジカメで写真撮るの忘れた・・・


フロントガラスですがモールドがダルダルです。上手くマスキングして窓枠を塗る自信はゼロっす。

かるく小傷をサンディングして研ぎ出しをした後、とりあえずデカールを貼って、デカール部分だけクリアをかけてマスキング可能にしときます。
で、マスキングをして、塗る!

乾かしてる間、その他の小物パーツにサーフェーサー塗ります〜

塗った後にマスキングを剥がすときって、ドキドキするよなぁ。若かりし頃、女の子からもらった手紙を開けるときの感覚に似てるっす。

出来映えですが、ぱっと見はいいですけど、よく見ると微妙に失敗してるっす。特にSAUBERの上あたり。

目立たないことだし、これ以上はどうしようもないので、このままいくっす。
2006/09/17
やや納得いかない部分はあるけど、まぁまぁキレイにクリアコートも出来ました。古いキットにしては珍しく、フロントガラスもピタリはまります。

と、思ったら右リアフェンダー前にやや目立つホコリ発見。
ウレタンクリアということも手伝って、リカバリーは無理っす。
2006/10/-
9月の死ぬ程忙しい状態が終わり、ようやく手をつけられる状態に。

研ぎ出しです。
ウレタンクリアなのでガッシガッシ削っていきます。
地味な作業です。
2006/11/-
ようやく内装に着手。
シートベルトは寄せ集めのパーツ、バックル類はモデラーズかな?

ミュージアムコレクションのケブラーデカールを使ったのですが、やや色が明る過ぎかな?
2006/12/26
12月中、少しずつ研ぎ出し。
Cカーは薄いエッジやダクトが多いので、研ぎにくいっすねぇ。
いつものようにいつものとおり、タミヤ細め→クレオスSFというコンパウンドの順で磨きました。

磨いたら何をするかっちゅうと、窓枠等を塗るのにマスキングして塗装。ウレタンクリアはマスキングテープを剥がすときにテープとともに持ち上がりやすいので、テープの粘着をかなり落として使います。

いつも剥がすときは緊張しますなぁ
2006/12/28
やっちまいましたよ、大失敗。

リアスポの黒が乾き、デカールを貼ってクリアコートって段階で、デカールの「R」の部分の微妙な浮きに気づかずにクリアを吹いたら、そこからデカールが侵されました。

せっかく取り寄せたタミヤC9のカルトグラフデカールだったのに〜

しょうがないので、塗装を削り落としてハセの純正デカールでリカバリーっす。
2007/01/19
仕事がとんでもない状況になってますんで、製作は少しずつしか進められません(涙)。

ボディに灯火類やウインドウを取り付けたり、インパネを取り付けたり。

徐々に形になってくると嬉しいもんです。
2007/01/29
大失敗発生。
フロントウインドウを取り付けたのですが、合いが非常に悪く、どうしてもウインドウの下側に隙間が出来てたのです。9/17に、合いは良いと書いたけどなぜかハマりません(謎。)9/17時点でクリアコートまで終わってるので原因は塗装の厚みではないっす。なんでだろう?

で、それを強引に接着しようと、ロックタイトの瞬間接着剤を微量流し込んで接着したら、ウインドウ下部の黒部分に瞬間接着剤が滲み出てしまったー

ちゅうわけで、滲み出た部分をペーパーで均してサイド黒塗装。

ボディに細々としたパーツをつけてしまった段階でのマスキング塗装は困難を極めます。
テープをベタっと貼れないので、塗料が散った部分はクレオスの溶剤で拭き掃除っす。

失敗が多い、このキット、呪われてるっす。
2007/07/14
2007年始まってからの仕事が超忙しい状態、さらに春の2ヶ月の出張など色々ありましたが、ようやく普通に再開。

長いブランクだった。

というわけで、コセコセと部品作りました。

タイヤマークはデカールかペイントのどちらでいこうか迷いましたが、手っ取り早くデカールにしました。

リアスポの半ツヤ仕上げもOKです。
2007/07/15
完成品のアクセントとなるアンテナとかワイパーですが、ここの精密感はけっこう重要だったりします。
ワイパーはエッチングにするとして、アンテナ。
さかつうなどのアンテナベースはあまり使いたくない、というか、このキットにあまりお金かけたくないです。

そういうわけで、アンテナベースはメタルックを細切りにしてクルクルと巻いてそれらしく見えるように。アンテナは虫ピンの先を落として削ったものです。ヘリカルなので黒く塗らないといけません。
2007/07/17
リアスポの吊りフックはアクステのエッチングパーツと00番の虫ピンを切って再現したっす。

で、シャーシに嵌め込むときに、パリっとクリア層にヒビが・・・涙

で、ようやくシャーシと合体させました。あとは外装のパーツを接着するのみっす!
完成までもう少しだ!
2007/07/18
リアスポの固定。
部品の精度が悪くて、どう取り付けても斜めになっちゃうっすよ。しょうがないので、接着剤で固めてアルミブロックで固定したまま乾燥待ち。


完成までもう一息!
2007/07/19
アンテナ、バックミラー、ワイパーなどを取り付けたっす。最後にワックスをかけて・・・と、最後にサイドパネルを本接着したけど、厚さが違うやん.....
ここだけ雰囲気違って変だ、がーん!(涙)

でも
完成!
完成!
完成!

長かった、ホントに長かったヨ.....
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